小澤征爾さん

小澤征爾さんの病状が心配です。

体調不良により、最低1年間は指揮活動を中止して体力回復に専念するらしい。

抗ガン剤や放射線治療で免疫機能を低下させるような治療はされていないでしょうね。まさか。

肺炎に罹るということは免疫力が低下している証拠じゃないでしょうか。腰痛もつらいらしい。


筑紫哲也さんのように、気がついたときは遅かった、なんてことにならないように祈っています。


76歳といえば、先日読んだ寺山心一翁さんと同い年なんですね。

ニュースでは、小澤征爾さんは、今後、食事療法に集中すると言っていましたのでちょっと安心。

代替療法でなんとか乗り切ってほしい。まだ先は長い。

しっかり休養して、とにかく身体を温めて免疫力を高めてください。

腰痛には可視光線療法(ブレスライト)が効きますよ。温泉もいいと思います。温泉療法。

西洋医学はやめて代替療法統合医療に頼った方がいいと思います。


しかし、よく考えると、「代替医療」や「民間療法」という言葉自体がとってもおかしい。正統医学に対する異端。主流に対する傍流。おまけ、といった差別が「代替医療」という言葉には、ある。

おまえたちは迷信だ、非科学的だ、俺たち現代西洋医学こそが科学的で偉いんだぞ・・という思い上がり。


本当は、自然治癒力を第一に考える「代替医療」こそが本流のまともな正統医療なのではないか?

現代西洋医学は、その出自からしても、実態は、応急処置や救急患者にしか実効性がない補足的な医療というべきではないか。

もちろん救急医療においては現代西洋医学は極めて重要であり有効だ。ぼくも昔お世話になったことがある。そのとき救急車に初めて乗せられた。

だから、現代医療に対しては大変ありがたいと思っているし、ぼくを適切に手術してくれた医者には感謝している。(その医師はとても無口で無愛想な人だったけれど腕は確かだった。ブラックジャックのような・・・)


しかし、応急医療は医療全体のわずか10%に過ぎない。

そして、ガンのような慢性病を含む残り90%の医療については、現代西洋医学は、残念ですが、ほとんど実効性がないといわれている。病気を重くしているだけ。

つまり、マッチポンプ医療。薬漬け医療。これが35兆円医療産業の実態。

その最たるものが、15兆円規模の癌治療ビジネス。

ガン死亡率が急激に増加している大きな要因は、タバコや高齢化などではなく、三大癌治療(切る、焼く、薬殺する)ではないか。

食事や体質や自然治癒力や免疫機能の回復がもっとも重要なことであるにもかかわらず、これを後回しにする西洋医学は、アロパシー(対症療法、薬物療法)でしかない。

19世紀の後半からどうしてこのようなアロパシーの一元的支配構造ができちゃったのか。


それはフォスター・ギャンブルのドキュメンタリー「スライブ(Thrive)」に詳しい。


小澤征爾さんからフォスター・ギャンブルまで一気に繋げてしまった。



小澤征爾さん1年間指揮中止=「体力回復に専念」
http://jp.wsj.com/Japan/node_404104
2012年 3月 7日 14:13 JST

指揮者の小澤征爾さん(76)が7日、今後1年間は指揮活動を中止し、体力回復に専念すると発表した。17日から予定していた横浜市など4カ所での歌劇「蝶々夫人」の公演も降板する。

小澤さんは食道がんと腰痛の治療を受け、昨年8月にサイトウ・キネン・フェスティバル松本(長野県松本市)で復帰を果たしたが、今年1月の水戸室内管弦楽団の公演中に体調を崩し、軽度の肺炎のため約1週間入院するなどした。主治医の診察で、現在の体力で指揮を行えば、再度体調を崩す可能性が高いと判断されたという。
時事通信社