【3084】ガザ戦争(イスラエル・ハマス戦争)について、遅れたが、書く。(副島隆彦:重たい掲示板)

長い沈黙を破ってやっと、ガザ戦争(イスラエルハマス戦争)について、ソエ爺(副島隆彦)が吠え始めた。

重たい掲示板の【3084】番。

かなり長く難解ですが、極めて重要なことが書かれている、と思った。

以下、ほんの一部を転載。

今後、何が起きようが、小さな戦争が続こうが、最後は、この「イスラエルパレスチナの2国家の平和な共存」しか、有り得ない。 だから、私たち日本人も、この主張を、後押しすべきだ。

1995年の11月に、イスラエルで、平和主義者の、イハツク・ラビンが首相になって、パレスチナPLOアラファト議長と、「2国家共存」を目指して、協議を始めようとして、暗殺された。このラビン首相を熱烈に支持した、そして今も平和を求める、イスラエルの国民の気持ちを、私たち日本人は、大事にしなければいけない。

だから今のイスラエル国民の中にもパレスチナ人の中にも、双方が停戦( cease-fire シーズファイア)して、戦争をやめて、2国家共存で仲良くする、という考えの人々が多数派として存在するのである。私たちは、この勢力を応援しなければいけない。このことの説明が日本国でまったくされない。

だから、前述したこの3月10日の大きな動きである、イランとサウジアラビアの国交回復(仲直り)が、これからも何があろうが、中東アラブ(イスラム教)世界全体で、進んでいくのである。だから、私、副島隆彦があえて言います。

あんまり心配するな。もうアラブ人も、ユダヤ人も、戦争や戦乱を望んでいない。だからあえて、この中東地域(region リージョン)に、歴史的に、戦争を持ち込もうとする英と米が、非難されるべきだ。 英と米の超財界人と軍需産業からなるディープステイト the Deep State の邪悪な連中の動きをこそ、私たちは注視すべきだ。

このことを中国の習近平も、ロシアのプーチンも、そしてアメリカのトランプ大統領の勢力も、よーく 分かっている。私たち日本からも、この大きな動きを支持し、賛同しなければいけない。今、追い詰められているのは、いつも世界中で戦争を起こさせようと、画策する、英米のディープステイトである。もう、世界中でこのことはバレて露見してしまっている。この、今の世界歴史の大きな動きを、私たちは、見誤ってはならない。

他のアラブ諸国の指導者たちもこの大きな動きをよくよく分かっている。だから、ガザ戦争と、まったく同じ時期に、北京で開かれた「一帯一路(いったいいちろ。One Belt, One Road Initiative, OBOR ワン・ベルト・ワン・ロード・イニシアチブ )の国際フォーラム」(10月17日)に、150カ国の政府の代表団(デレゲイツ)が集まった。

ロシアのプーチン大統領も参加した。「各国首脳は、今年の一帯一路に、21人しか集まらなかった。去年は35人だったのに」と、西側(the West =G7 =ディープテイト)は、悪口を言う。だが、150カ国の外交部の代表が集まったのだ。世界は、どんどん中国を中心に動き出している。

とりわけ、中国が仲介して実現した3月10日の「イランとサウジアラビアの国交回復(仲直り)」が極めて重要だったということです。

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