■田中英道「漢委奴国印は偽造であった」日本国史学会 令和3年7月10日 日本経済大学(2021/7/10)
www.youtube.com
金印「漢委奴国王」(福岡市博物館所蔵 国宝)は、江戸時代(1784年)、志賀島(しかのしま / 博多湾に浮かぶ海の中道と呼ばれる砂州で繋がる小島)で農作業中に偶然発見されたという。 鑑定者の亀井南冥(福岡藩の儒学者 / 1743年〜1814年)は、「後漢書」東夷伝(紀元57年)に書かれた“光武帝が倭国(日本)から来た使者に金印を授けた”を引用して、金印の由来を説明し、それが定説となっている。 が、果たしてそれは真実なのだろうか?
書籍紹介:
・鈴木勉『「漢委奴国王」金印・誕生時空論』(雄山閣 / 2010年)
・三浦佑之『金印偽造事件—「漢委奴國王」のまぼろし』(幻冬舎 / 2006年)◇主催:日本国史学会 http://kokushigaku.com
田中英道ホームページ | 「美の探究者、歴史と思想を語る」 http://hidemichitanaka.net/