中村哲医師暗殺と麻薬利権

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中村哲医師暗殺には、麻薬利権が関係しているのではないか。殺害の手口を見ると、尋常ではない。

ほとんど知られていないことですが、タリバン政権は、宗教的理由から麻薬の供給源であるアフガニスタンのケシ栽培を徹底的に取り締まり、ほぼ絶滅していた。

ところが911タリバンは世界の悪者になってしまい、DSの攻撃によってタリバン政権は崩壊。(マララとかいう少女も反タリバンプロパガンダに利用された。)

その後あっという間に、ケシ畑が復活し、アフガニスタンは世界の麻薬の90%以上を供給する麻薬大国となってしまった。


中村哲氏はこれを憂慮し、ケシ栽培をやめさせようとしていたのではないか。

麻薬利権にとっては邪魔者の・・・



長周新聞の以下の記事(2015年)に注目。

米軍の進駐後 麻薬と売春の自由現出
 タリバン政権が11月になって崩壊し、米軍の進駐が始まった。世界中で「極悪非道の悪のタリバンをうち破り、絶対の自由と正義の味方、アメリカおよびその同盟軍を歓呼の声で迎える市民の姿」「女性抑圧の象徴であるかぶり物を脱ぎ捨てて、自由をうたう女性たちの姿」の映像が、くり返し嫌というほど流された。この戦争に反対していた人も「そんな悪い人たちがやられるのならよかったのではないか」となり、アフガニスタンは忘れ去られていった。
 実際には何ができていったか。それはケシ畑だ。タリバン政権はよくない面もあっただろうが厳格な宗教制度によってケシ栽培を徹底的に取り締まり、ほぼ絶滅していた。それが盛大に復活し、数年を待たずしてアフガニスタンは、世界の麻薬の90%以上を供給する麻薬大国となった。
 解放されたのは「ケシ栽培の自由」「女性が外国人相手に売春をする自由」「働き手を失った人人が街頭で乞食をする自由」「貧乏人が餓死する自由」だといって間違いではないと思う。実際に当時、飢餓線上の人口は400万人といわれていたが、現在760万人に増えている。アフガニスタンはますます窮地に立たされている。


●「アフガニスタンに生命の水を」 ペシャワール会 中村哲氏の講演
2015年9月2日
www.chosyu-journal.jp