チャイコフスキーの『感傷的なワルツ』(Sentimental Waltz/Tchaikovsky)聴き比べ

今夜は、最近とても気に入っているチャイコフスキーの『感傷的なワルツ』(Sentimental Waltz/Tchaikovsky)を聴き比べてみたい気分です。

ロシアの大地が生んだ偉大な作曲家、チャイコフスキー

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

チャイコフスキーのロシア語表記は、

Пётр Ильич Чайковский



チャイコフスキーの作品は交響曲を含めて名曲ばかりですが、今夜は小品のワルツ。

ワルツのなかでも、とびきり哀しくも美しい『感傷的なワルツ』。



まずはオーケストラ版の『感傷的なワルツ』をどうぞ。
このYoutubeにコメントされている方の言うように、亡くなった愛しき人とダンスをしているような、哀愁漂う心かなしい曲想とメロディ。聴いていると、なんだか泣けてきますよね。

Feels like dancing with a broken heart, with the person you've lost...

Tchaikovsky - Valse Sentimentale


これ↓は、アルテュールグリュミオー(Arthur Grumiaux)の感傷的なワルツ。
大昔、学生時代、グリュミオーモーツァルトに夢中になったことがありました。
吉田秀和さんの『モーツァルトの楽しみ』(FMラジオ)をカセットテープにエアチェックして、擦り切れるほど聴いていたころを思い出す(遠い目)。

グリュミオーは1986年に65歳の若さで亡くなってしまった。

そして、吉田秀和さんも2012年に満98歳で亡くなりました。



●Arthur Grumiaux & Istvan Hajdu - Valse Sentimentale, Op. 51, No. 6




いま注目されているロシアのバイオリニスト、レーピンの『感傷的なワルツ』もなかなかいいですね。レーピンは日本と日本人が大好きだそうです。

●Vadim Repin Plays Tchaikovsky : Sentimental Waltz



最後に、これ↓はピアノの『感傷的なワルツ』。ピアノ曲もなかなかいいですね。

●Valse Sentimentale - piano ( Tchaikovsky )