村冶佳織さんの「禁じられた遊び」を聴いていて、中学のころ父親に買ってもらったクラッシック・ギター(ガットギター)のことを思い出した。その頃、NHK教育テレビのギター教室(たしか荘村清志が講師だった)を毎週見ながら必死で独習して、この曲はある程度弾けるところまではいったのだ。今となっては自分でも信じられない・・・
しかしその後は続かなかった(+_+;)\パコッ!
いつかそのうちにギターの練習を再開しようと秘かに思っている。
One of these days is none of these days.
《いつかそのうちにという日は来たためしなし》「紺屋の明後日」
以前、仕事で知り合ったドイツの方が病気で入院したと聞いたとき、村冶佳織のギターのCDを贈ってあげたことがあった。闘病生活の無聊の慰めにでもなればと思って。
でも、しばらくして訃報が届いた。癌だったらしい。たしか大学生の息子がいたはず。気遣いのこまやかな優しいひとだった。出張でミュンヘンに赴いた時、オクトーバーフェストに連れて行ってくれて飲み明かしたときのことは一生忘れません。
合掌。
●愛のロマンス 村冶佳織 UPC‐0076
http://www.youtube.com/watch?v=Xw4CJDknHSY
以下は中学時代のギター独学の先生だった荘村清志(しょうむら・きよし)がスペインに渡り師事したナルシソ・イエペスの「禁じられた遊び」。この映画、とても悲しい。