はるか昔の学生時代に都内の小劇場でこの映画を見て衝撃を受けた。
ずっとこの映像を探していました。映画の題名を忘れてしまったので長い間不明でしたが、やっと見つけた。本も出ていた。
Powers of Ten
- 作者: フィリス・モリソン,フィリップ・モリソン,チャールズおよびレイ・イームズ事務所,村上陽一郎,村上公子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 1983/10/30
- メディア: 単行本
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これってイームズ・チェアで有名な家具デザイナーのチャールズ・イームズと彼の奥さんによって脚本が書かれ監督された教育映画でした。IBMが資金協力している。
Powersとは「力」の意味ではなく数学でいうところの「べき乗」の意味。
つまり10のべき乗でスケールが上下するといった意味。
シカゴのミシガン湖の湖畔でピクニックをしているところから、宇宙空間へとずんずんズームアップして宇宙の果てまで行ったあと、今度はものすごい勢いでズームインしてピクニック中の男の手の中からミクロの世界に突入して原子から素粒子に至る・・・・途方もない旅。
36年前の未だCGが無い時代の作品ですが、いま見ても優れた映像ですね。はじめて観たときの感動がよみがえってきます。
●Powers of Ten™ (1977)
http://www.youtube.com/watch?v=0fKBhvDjuy0
Powers of Ten takes us on an adventure in magnitudes. Starting at a picnic by the lakeside in Chicago, this famous film transports us to the outer edges of the universe. Every ten seconds we view the starting point from ten times farther out until our own galaxy is visible only a s a speck of light among many others. Returning to Earth with breathtaking speed, we move inward- into the hand of the sleeping picnicker- with ten times more magnification every ten seconds. Our journey ends inside a proton of a carbon atom within a DNA molecule in a white blood cell. POWERS OF TEN © 1977 EAMES OFFICE LLC (Available at www.eamesoffice.com)