予測はしないほうがいいのだが(船井幸雄)


9月に発行された船井幸雄さんの新刊。内容が盛り沢山で楽しい本。

船井さんの本を読むといつも大らかな気持ちになる。

なぜだろうか。

その秘密は船井さん独自の「包み込みの思想」にある。敵対するものや対立する立場をもやさしく包み込んでしまう、そういう大らかな哲学があるのだ。

この本にもこの包み込みの哲学が横溢している。

船井幸雄さんの予測はよく当たると言われている。実際、船井さんの著作から予測の的中率を調べた人によると、大きな予測についてはほぼ100%当たっているらしい。

これから起こる大きな変化は、「金融資本主義」が終わる、ということ。お金が必要でない世界になる。いま世界を支配している国際金融マフィアたちが息絶えるということか。

その新しい世界の構築に日本と日本人が大きな役割を担うはずだ、ということらしい。ちょっと想像を絶するけれど、なんだかおもしろくなりそう。

311はその新しい世界のための産みの苦しみなのだろうか。(以前から船井さんは、311は人工地震津波兵器によって日本が攻撃された可能性があると言っている。)

日月神示」や「聖書の暗号」の話も興味深い。

ちょっとオカルトっぽいのではと思うかもしれないが、本人はオカルトやスピリチャルな物事には興味はないと断言している。

「聖書の暗号」によれば、2011年10月28日に何かが終わり、10月29日からは地球の運命が「有意の人」にゆだねられると告げているそうだ。

2011年10月28日は、マヤ歴においても一区切りする日とされている。

ってか、ひょっとして今日は、2011年10月28日?