検証(番外)311を対症療法的に見ていてはダメだ

空手道場を主宰されている「新・心に青雲」さんのブログ記事「気象の像とはいかなるものか」を読ませていただいて「なるほど!」と思った。

現代の気象予報は、気象情報を対症療法的に見ているだけで、地球全体の気象の動き(気象の像)を観ているわけではない。局所的なデータを見てあれこれ判断しているだけ。

では「気象の像」とは何か?


「この場にたって景色を眺めたとき、少なくとも現在の地球の巨大な、動いている像がアタマにできていなければなるまい。地球上の空気がどう動いているか、昨日から今日、そして明日にかけてどう変化してきているかを踏まえて、今この場における極小的な気象を見てとるのではないのか、と。
 むろん地球全体の像というからには、百万年前からの生命誕生から現在にいたる生物のありようも、気象の像に入っていなければなるまい。」


まさにこのような「観相の術」がすっかり忘れられているのが現代。(このブログ主さんは「弁証法的観点」の欠落といっている)

そして、このような現在の気象予報は、まさに現代医療(西洋医学)における対症療法と同型だと喝破する。

これを読んで、311という事象についてもまったく同じだと思った。今回の311以降の一連の出来事についても、対症療法的な見方しかできていない。地震津波福島原発事故放射能汚染・・・

311を局所的に見るのではなく、歴史的観点、経済的観点、国際政治の動向(共同謀議論も含めて)の観点を含めて地球全体、人類の歴史全体の動きから観ること。

それによって、対症療法ではなく、地球全体が健康になる方法が見つかるはずだ・・・などと妄想してしまった。


【参照】
●気象の像とはいかなるものか
http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/223557750.html