検証13等で紹介した作家・柴田哲孝氏のブログが数ヶ月ぶりに更新されている。
柴田哲孝氏は、阪神大震災をテーマにした小説「GEQ」の作家。那須在住。ご無事のようですが友人知人が7名行方不明とのこと。
http://weeklyshibata.jugem.jp/?eid=547#comments
これから311について語り始めるとのこと。目が離せない。
「ブログを更新する以上は地震に触れないわけにはいかない。しかし、社会的影響を考えれば何も発言できない。それが第一の理由でした。今回の震災では、栃木県の那須町に住む私もささやかながら被災者となりました。これから少しずつですが、今回の地震について語っていきたいと思っています。」と語る。
「GEQ」では山本寛氏の水素核融合説が地震メカニズムとして援用されていた。虚実皮膜という小説でしか表現できない形式のなかで真実のかけらが織り交ぜてあるのかも知れない。今回の震災についてどのように考えておられるのでしょうか。おそらく311をテーマにした小説の構想を練るにはまだ痛みが多すぎるのでしょう。
じっくりと注目したい作家です。