フランス事情06:50

昨晩はフランスからやってきた弁理士と夕食。月曜に日本に着いた途端、強烈な余震を経験しビビッたとのこと。フランスは地震が殆ど無いのでやはりびっくりするらしい。4月の外国からの来客はすべてキャンセルになっているなかで勇気があるね、というと笑っていた。

フランスを含めて欧州中がいま日本に注目している。

ドイツは脱原発の方向だがフランスは今回の日本の震災によっても原発を止めることは考えていない。フランス国民の世論は基本的にぶれていない。ドゴールが築いた原発路線を変えることはないだろう。フランスは80%の電気が原発によってつくられる。原発をやめることはできない。

ドイツはフランスから電気を買うしかないね、と聞くと、実はドイツはエネルギー資源(天然ガスのことか)に関してロシアと秘密のコネクションがあるから大丈夫だろう。

ブルターニュ地方の彼の実家の近くに核燃料処理施設があり、日本からの使用済み核燃料が多量に来ている。

この方は、日本文学、特に三島由紀夫が大好きで昔からよく読んでいるらしい。親日家だ。日本は戦後のように、いずれ復興していくだろう。

フランス国民は311以来、ずっと日本を見守っている。がんばれ。

ブルゴーニュボルドーを大量に飲んで午前様。