約束(村山由佳、はまのゆか(画)))

 夏休みの感想文のために三男が読んでいた本を借りて読む。本というか絵本か。
 4人の小学生が繰り広げる小学校時代の出来事を現在の主人公が回想する物語。
 「僕らは祈った。4人の輝くような時間を取り戻したくて…。昭和61年、10歳の少年たちに起こった一生忘れがたい“約束”をめぐる物語。」
 胸に迫るものがある。はまのゆか女史の絵がとてもいい。ジャンルとしては児童書になるのだろうが、むしろ大人が読む本だ。そして絵と文章の組合せがいい。

約束

約束