今日は仕事を休んで、嫁と三男と三人でミー子の体(抜け殻)をペット霊園に連れていき、火葬する。長男と次男も家を出る前に最後のお別れをする。

 火葬のあと、お骨をひろって壺に納めて、赤いきれいな布の袋にいれて霊園内に安置する。お線香を一本ずつ。
 わずか2歳10か月の短い生命でした。

 霊園の方の話では、暑さのせいか、7月に入ってからなくなる子が多くなっているそうです。

 そのペット霊園は木に囲まれた静かな場所でミー子も気にいっているだろう。夏蝉が鳴き始めている。

 ミー子が亡くなった昨日はパリ祭の日だったことを思い出した。今頃パリでは花火を上げてお祭り騒ぎ。パリ祭の花火は遙かミー子逝く。

 火葬にして少し気持ちの整理がついたのかもしれないが、やはり思い出すと涙がこぼれる。ミー子を拾ってきた三男はさすがにショックを受けている。時間がかかるだろう。
 でも、ぼくたちみんなに身をもって生・病・死のプロセスを見せて教えてくれた。生命の本質を垣間見させてくれた。貴重な体験。

 もうメソメソなんかしません、といいたいところだけど、まだもうしばらくの間は君のことを思い出しながら泣くことを許してください。

 思い出のために、昔撮ったミー子の写真を少し貼らしてもらいます。