柳田邦男

 朝、寝床の中で、柳田邦男「砂漠でみつけた一冊の絵本」を読む。これはすばらしい本だ。万歳だ。
 柳田邦男の母が口ぐせにしていた三つの言葉が印象的。
 「しかたなかんべさ」
 「なんとかなるべさ」
 「たいしたもんだ」
 私はこれに次の言葉を加えたい。
 「それがどうした」
 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」