予測はしないほうがいいのだが(船井幸雄)


9月に発行された船井幸雄さんの新刊。内容が盛り沢山で楽しい本。

船井さんの本を読むといつも大らかな気持ちになる。

なぜだろうか。

その秘密は船井さん独自の「包み込みの思想」にある。敵対するものや対立する立場をもやさしく包み込んでしまう、そういう大らかな哲学があるのだ。

この本にもこの包み込みの哲学が横溢している。

船井幸雄さんの予測はよく当たると言われている。実際、船井さんの著作から予測の的中率を調べた人によると、大きな予測についてはほぼ100%当たっているらしい。

これから起こる大きな変化は、「金融資本主義」が終わる、ということ。お金が必要でない世界になる。いま世界を支配している国際金融マフィアたちが息絶えるということか。

その新しい世界の構築に日本と日本人が大きな役割を担うはずだ、ということらしい。ちょっと想像を絶するけれど、なんだかおもしろくなりそう。

311はその新しい世界のための産みの苦しみなのだろうか。(以前から船井さんは、311は人工地震津波兵器によって日本が攻撃された可能性があると言っている。)

日月神示」や「聖書の暗号」の話も興味深い。

ちょっとオカルトっぽいのではと思うかもしれないが、本人はオカルトやスピリチャルな物事には興味はないと断言している。

「聖書の暗号」によれば、2011年10月28日に何かが終わり、10月29日からは地球の運命が「有意の人」にゆだねられると告げているそうだ。

2011年10月28日は、マヤ歴においても一区切りする日とされている。

ってか、ひょっとして今日は、2011年10月28日?

97歳の報道写真家・笹本恒子

今朝は4時すぎに目が覚めてNHKラジオ深夜便を聞いていると、艶っぽくも上品な語り口の女性が出ていた。思わず聞き入ってしまう。

この女性はいったい誰か? 女流写真家のようだけど。

笹本恒子(ささもと・つねこ)さんという、なんと97歳で現役の報道写真家であった。この声の艶はとても90代とは思えない。

彼女は毎朝6時前に起床し、ラジオ体操とラジオの英語講座を毎日聴いているとか。食事はすべてご自分で調理され、朝はパンと果物とカフェオレ。お昼は麺類(パスタやラーメン)。そして夜は肉料理(牛肉と鶏肉)と旬の野菜の煮物。そして赤ワイン。これが健康の秘訣か。

それにしても、ラッキー博士といい笹本恒子女史といい、90代ががんばっているなあ。

ベーチェット病を克服した柴田省吾君

昨夜のテレビで野球のドラフト特集をやっていた。

チラチラと見ていたら、四日市出身の柴田省吾君が出ていた。弊ブログ主も四日市生まれなので親近感を感じたのだ。彼は愛工大明電を経て明治大学に進学。

特に、ベーチェット病を克服した話にはウルッときた。

中学生のときに発病した難病ベーチェット病に苦しんでいたとき、母親の次の言葉を実践した。


1) 苦しくなったときに「ありがとう」と言う。
2) 苦しみが去ったときに「感謝します」と言う。


彼はこの母のアドバイスを忠実に実践して、難病を克服した。お母さんもすごいけれど、言葉の力ってすごいな。