トランプ革命の進展(20250208)

【3175】 腹立たしいので、まずこの記事「 農林中金の4〜12月期、最終赤字1.4兆円 外債13兆円売却 」
副島隆彦です。今日は、2025年2月8日(土)です。

私は、急いで書く。トランプ動乱(=トランプ革命)の 断行で、まず首都ワシントンの 230万人の連邦政府の全職員(半分弱の 100万人が上級職。10万人がキャリア。うち 政治任命 political appointee 高官 が 1万人 )のほぼ全員に、退職勧奨(実質首切り)が出された。このイーロン・マスク戦略の発動で、デープステイトの下部組織であるワシントンの帝国の寄生虫(パラサイト)たちと、その奥さんたちが、泣き叫んでいる。たくさん記事になっているが、日本人には、実感で伝わっていない。

このことと、金(きん)の価格 が、毎日、暴騰(ぼうとう)を続けていること。今は、何と、1オウンス(31.1グラム)=2,870ドルぐらいになっている。2,600ドル台あっさりと突破して、あーあーあー、で、この私、副島隆彦でさえ、驚くような、金の急上昇である。

日本国内の価格でも、もうすぐ、小売り価格で、1グラム=16,000円 台である。為替(円ドル相場)が、円高の151円になろうが、こんなものを蹴散らして、金の値段は、暴騰を続けている。

上記の 2点を、急いで、この重たい掲示板に、私が書かなければ、と足掻いているうちに1週間が過ぎた。もうちょっと待っていてください。皆が、私、副島隆彦の発言に、注目していることを、私は分かっている。だが、私も苦しい。いろいろと、自分の頭(知能、思考 intellect インテレクト。 ×インテリジェンス intelligence ごとき低次元の言葉とは違いますぞ)が苦しんでいる。

だから、まず、農林中金のうりんちゅうきん)という 日本の農業者たちの中央銀行の、大損害、大損失。そして、誰も責任を取らないで、居直っている、記事のことを書いて、ここに載せる。

農林中金は、以下の記事から、「外債13兆円の売却での損切りの赤字決算 で、最終損1.4兆円」で、すべてを終わりにするようだ。だが、まだ、この他に、30兆円ぐらい、外債(がいさい。ジャンクボンド、ボロくず債券を持っている)。そして、誰も責任を取る気がない。ふざけた野郎どもだ。

更に居直って、ゴールドマンから、このあと、まだ、運用担当の役員を、理事会に入れる、という決議を、この記事の最後に書いている。とんでもない 恥知らずの連中だ。敗戦後に、アメリカさま(マッカーサーさま)のお蔭で、昭和21(1946)年2月の農地解放(自作農創出法=じさくのうそうしゅつほう=。これは軍政府の命令。まだ敗戦後の日本の国会は出来ていない)で、600万人の小作農(こさくのう)の貧農(peasant ペザント ドン百姓)たちが、耕作地を、自分の所有物に出来て、それで、仕合せになった。今の農協の幹部たちは、戦前は、小作農で貧農だった連中だ。

農地解放は、財閥解体と併せて断行された。このことで、すっかり保守化した農民たちによって、日本の政治が安定して、それで日本は、東アジア地域(regionリージョン)での 反ソ、反中国の「反共(はんきょう)の防波堤」bulwark against communism になった。このことの アメリカ様(さま)への大(だい)恩義が、日本の農民(自分たちでは農業者と言う)にある。

だから、まだまだ、このあとも アメリカ帝国の日本支配が終わるまでは、全中農協と共に、農林中金、共済連、信連、500個のJAは、アメリカに資金(運用資産 まだあと45兆円有る、と)を貢ぎ続ける、ということだ。監督庁である農水省から、歴代次官たちが、農林中金に天下っているから、話にならない。だから、大損を出しても、誰も自分たちの腹を切る者がいない。 ケロケロケロの カエルの合唱隊だ。

農中の、まだあと残っている、以下の記事の中の45兆円のうちの「 51 %が、債券での運用」と言うのだから、おそらく、半分は、日本国債で運用している、などと言うのもではなくて、おそらく まだ、このうちの6割ぐらいの30兆円分を、外債(ゴールドマンが売っている RMBSCDOCDS だ。危険なハイリクス債。ゴミくず債だ)で、保有している。

私は、これらの農林中金の問題を、3日前に発売された 私の新刊本の 『金(きん)は、下がったら買う。トランプ派ドルを切り下げる』(祥伝社、2月3日刊)の、P159から後に、詳しく書いた。買って読んで下さい。この本の宣伝も、急いでやらないといけない。

(そうだ、ここにこの本の表紙と、アマゾンへのリンク先 を貼ってください)

トランプ時代になって、トランプは、「背に腹は代えられない。自分(アメリカ)が生き残るには、友人(同盟国)から、さらに 巻き上げる」の戦略だ。これが、トランプの、商売人、実業家、NYマフィアかつ、隠れユダヤ人 closet Jew クローゼット・ジューの本性(ほんせい、nature ネイチュア)だ。暴力団ユダヤ人は、自分が生き延びるために、自分の友人や近親者たちからさえ、奪い取る。だから、日本はも、さらに、数百兆円(数兆ドル)を、毟(むし)るだろう。

だがね。日本国民よ、こうやって、脅迫されて、大金を奪い取られて、貢がされている国は、その分、安全で、安泰なのだよ。グズグズ言わないで、お金を出す人が、一番、偉いのだ。

嫌々(いやいや)ながらでも、自腹を切って、大きなおカネ出す人を誰も悪口を言わない。それが、人間世界を貫く、一番、大事な原理、法則だ。分かりなさいね。だから、日本は、安全保障(軍事、国家としての安全)で、大丈夫なの。石破茂首相は、堂々として、トランプと会って、「うん、うん」と頷(うなず)いてればいいのだ。だが、この仕草(しぐさ)は、決して、

「ハイハイ、何でも、アメリカ様の、要求通りに払います」ということではない。あなたの話は聞きました、という態度のことだ。従って、これが、副島隆彦が公表している 日本の戦略の「 Ⅱ の トランプ、この野郎!」だ。

それに対して、前述の、ワシントンの官僚100万人が、今、首切り(退職勧奨)の嵐で、泣き叫んでいるから、こっちが、私 の戦略の「 Ⅰ の トランプ頑張れ」だ。このように、私は、これからの時代と世界を、硬軟 取り揃えて、自分の言論人としての生き残りを賭ける。   副島隆彦

以下略
snsi.jp


plaza.rakuten.co.jp