5月2日は忌清志郎さんの命日でした

昨日5月2日は忌清志郎さんの命日でした。もう5年経った。昭和26年生まれだから今生きていたら63歳か。

2007年7月喉頭がんで入院。いったん復帰するが、その後ガンが転移して2009年5月2日に58歳で死去。



80年後半あたりから政治問題を積極的に取りあげるようになる。


ジョン・レノンマイケル・ジャクソンと忌清志郎。この3人に共通するものは何か?

政治的メッセージをストレートに表現するとなぜか早死にする。




1988年のこの↓曲(サマータイム・ブルース)は原発利権村から圧力がかかり、これを収録したCD(カヴァーズ)は発売中止になった。
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/rc-imawano.htm



電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない

原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

まるで311福島原発事故とその後の状況を予言していたかのような歌ではないか。



原子力は要らねえ!電力は余ってる!忌野清志郎 サマータイム・ブルース
https://www.youtube.com/watch?v=A9vnBJ7pLHE


Summertime Blues/サマータイム・ブルース
RC サクセション・忌野清志郎
オリジナル歌詞: E. Cochran & J. Capehart
替え歌詩: 忌野清志郎

アーツイ夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い心のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あいつもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース

(原発という言い方も改めましょう。
何でも縮めるのは日本人の悪い癖です
正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。
心配は要りません)

あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ

電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない

原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、

電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ、

お口直しに矢野顕子さんとのコラボを。この二人感覚的に共鳴し合ってますね。

●「ひとつだけ」忌野清志郎矢野顕子
https://www.youtube.com/watch?v=IjJvm09WFQ8


何度聴いても胸を打つすばらしい名曲、スローバラード。

合掌。

忌野清志郎 スローバラード
https://www.youtube.com/watch?v=TUVD5bUE5T4