悪いところは歯だろうが乳房だろうが何でも取っちゃえ、という西洋近代医学の風潮はどうしようもないところまで進んでしまっている。(先日のハリウッド女優のやり方はちょっとまずいのではないか。何か裏がありそうだ。癌ビジネスがらみ?)
10年ほど前に治療した左の奥歯が痛み始めて我慢できなくなったので歯医者に見てもらった。
レントゲン写真を見ながら美人の女医さんが言った。
「抜くしかないですね。今日はとりあえず応急処置をしておきますが、来週抜きますので予約をしてください。」
「ギェっ。抜かないとだめですか???」
「この状態では抜くしかないですね。」
「・・・・・(汗)・・・ちょっと考えさせてください」
美人の女医さんだったので後ろ髪をひかれる思いだったが、この歯科医院には二度と行くことはなかった(・。・)ぷっ♪
ネットでいろいろ調べると、歯を抜かないで可能な限り残存させる治療法を実践している歯科医が都内にあることが分かり、さっそく予約を入れた。
時間はかかりましたが、なんとか歯を抜かないですみました\(^o^)/
今回使った治療法は以下:
根管治療:マイクロスコープを用いる専門医による治療法
クラウンレングスニング:歯周外科医による歯茎を高くする治療法
いずれも専門医による治療法でした。
歯を抜かない治療法はいろいろあるようです。親からもらった大切な歯ですからね。大切にしましょう。
治療費?
インプラントよりは安いと思います。
- 作者: 岩田有弘,相澤るつ子
- 出版社/メーカー: 文溪堂
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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歯は抜かなくていい, 2011/1/27
ByKINOKODAKE
レビュー対象商品: 歯は抜くな―インプラントの落とし穴 (単行本)
虫歯で今から歯を抜く人や、インプラント治療を受けようと考えている人に、「ちょっと待った!」と言って差し出したい本です。
抜きましょうと言われた歯のほとんどは、実は抜かなくてもいい歯であると、この本では主張されています。著者が東京で実際に歯の治療を行っている歯科医師なのですが、自身の歯医者通いの苦い思い出から、「自分がされたい治療を行う」ことを信条としており、できる限り歯を残せる、根本的な治療を行っているそうです。
歯は体の外に出ている骨で、下手な治療をすると顎の骨や体全体に悪影響を及ぼしてしまいます。インプラントについても、まだ新しい治療方法で、歯医者によって成功・失敗が大きく分かれてしまうので気をつけてほしいと注意を呼びかけています。
また、巷ではインプラントの利点ばかり紹介されますが、何事も欠点を知った上で、それをやるかやらないか選択するべきです。
この本ではインプラントに関するリスクと、その理由、それでもインプラント治療を行う場合は、どの歯医者に行けば安全なのか、見極める方法などが細かく書かれており、参考にすることができます。もちろん、本のタイトル通り、歯を抜かないで虫歯を治す方法についても、レントゲン写真やイラストが多数盛り込まれ(口内のカラー写真などはありませんでしたのでご安心ください)説明がされています。
歯医者なのに、「歯を抜くのはよくない」とか、インプラントの危険性や失敗事例、安全な歯医者を見分けるポイントなどを教えてくれる新鮮さに惹かれて、どんどん読んでしまいました。
本文全体のレイアウトも軽めで、イラストや写真がたくさん入っていて読みやすいです。歯を抜く事についての話題以外にも、歯の磨き方やその他ケアの仕方、口臭を減らす方法など、普段の虫歯予防に役立つ情報も入っています。今から手元に置いておいて良い本です。