[日記][本]何事にも感謝をあらわす(戒老録)

歳を重ねるとこの世に生まれて現在只今生きていること自体に不思議な感慨をおぼえる。

以下のことばは肝に銘じておきたい。

何事にも感謝をあらわす

たとえ肉体が衰えようとも、感謝ができる限り、その人は厳然として人間であり、美しい。

感謝こそは、最後に残された高貴な人間の魂の表現である。感謝すべきことのひとつもない人生はない。

誰の力でここまで生かされてきたかを思えば、誰かに何かを感謝できるはずである。

『完本 戒老録』