- 作者: 白鳥和也
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: 単行本
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どうして自転車乗りはユーモア感覚にすぐれているのだろうか。伊藤礼氏の「こぐこぐ自転車」もしかり。等身大のユーモア。徐々に自転車の数が増えていく自転車愛好家の心理を描いた部分は思わずニヤリ。
自転車は地上でもっとも効率のよい乗り物であること。特にスポーツサイクルは、体力や筋力を浪費する乗り物であるどころか、反対にその人の持てる身体的能力を増幅し、拡張してくれる素晴らしい装置、しかも燃料も電気も餌も必要としない。
白鳥和也氏の他の著作も読みたくなる。