- 作者: ジェレミーリフキン,Jeremy Rifkin,柴田裕之
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2003/04/26
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
そのキーとなる技術が、水素燃料電池。人類史上もっともクリーンで静かなエネルギー源。
燃料電池は水素を使う。水素はどこから調達するか。これがネックだとずっと思っていた。しかし、分散型の自然エネルギーを活用することでこれが解決できるのだ。風力や水力(水車)などの小規模かつ分散的な自然エネルギーから発電された電気エネルギーによって水を電気分解して水素をほぼ無尽蔵に製造することができるからだ。そのための分散型エネルギー網のインフラの構築がうまくいけば、電気という保存・蓄積ができないエネルギーを蓄積可能の水素エネルギーに変換できる。
ところで、日本のように山が多く、水流がふんだんに存在する国は、小型水力発電を有効利用することが重要だと思う。これは竹村公太郎さんの本(「日本文明の謎を解く」)でも提唱されていた。
WWWとHEWがこれからの時代のキーとなるか。