古山浩一氏の新刊が出ました、と思って手にとると、すなみまさみち氏との共著でした。すなみ氏は知る人ぞ知る万年筆コレクターであり世界的な万年筆研究家。小学校時代から収集した万年筆が約10000本。
先日、偶然にテレビですなみ氏が登場するドキュメンタリーを見た。夏目漱石の愛用の万年筆(オノトだったか)との出会いの記録。番組の中で、「万年筆はひとつも生命体であり、中のインクは血液なのです」といったいた。万年筆はひとつの生き物である、というのが、すなみ氏の万年筆哲学とみた。
古山浩一氏の万年筆画もすばらしい。美しい本であり、資料的価値あり。また、万年筆ウイルスが潜伏期間を過ぎて発症し始めそう(+_+;)\パコッ!