トランプ来日により、今後の日本の方向は完全にこれまでと違っていくと思います。ご存知のように、日本は敗戦後、アメリカからの間接支配を受けてきた国です。本当の意味で独立はしておらず、日米合同委員会を通した支配を受けていた国です。
また、終戦後は日本が独立路線を歩まないように、日本を嫌う勢力を上層部につけ、その政治を自民党にやらせる、宗教と一体化させて票田その他をゆるぎない形にする。清和会自民党がそうした政策の中心にありました。
よって国民の労働の成果の多くが横流しされて行ったわけですが、アメリカにトランプ氏が出現したことで、こうした日本を運営していた背景に大きな変化が出たわけです。それでも日本は最後までアメリカのグローバリストに支配されていましたが、安倍首相がトランプ氏に対して、完全に白旗をあげて、従ったのだと思います。ただ、そのことで安倍氏に不運が訪れたのかもしれません。
高市さんは本来は清話会の流れを汲む、グローバリズムに直結していますが、安倍氏と同様、トランプ氏の軍門に完全に下ったことが、伺えます。
私は当初、高市氏はトランプ氏とはまったく相容れない内容の人だと思っていましたが、安倍氏と同様のルートで今回変わったのでしょう。くったくのない笑顔は迫力こそありませんでしたが、嘘はないように見えました。ただ、高市氏が個人的にはそうなったとしても、まだ日本政治の背景にはグローバリズムの勢力とつながる人や企業が大勢ありますので、これからが大変かもしれませんが、今度は後ろにトランプ氏がいてくれる、、、という自信から、反グローバリズム的政策に急遽変更していくと思われます。
よって、日本に巣食っていた勢力からやっと政治が離れだしますので、日本人もやっと楽に生きられるような方向に向かうと思います。
それでも国会議事堂前の交差点でビールが大量にばらまかれ、トランプ一行のルートが急遽変更されるようなことも起きています。こうした内容に反対する力がまだ残っていることも示しているわけです。
その一方で、アメリカでは日本人の評価を何段階もアップさせることが起きています。トランプ氏と天皇陛下の話題にも上がった野球ですが、大谷選手はじめ、日本の選手の活躍は、日本人のイメージをアップさせています。一方で、韓国選手の蛮行があったとの話題で、さらに日本イメージはアップする方向です。こうした偶然は偶然ではあるものの、運命的必然でもあるのです。
ジャパンラストはけっこうあっけなく良い方向で片がついたかもしれません。日本の良い意味での変わり身の速さとも言えるでしょう。