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トランプ革命というものを日本政府は本当にわかっているのか、、、おそらくわかっていないので、高市政権ができたと思います。
自民党の遺伝子には、本音を隠してうまく立ち回り、自身の思いを結果的に達成させるという、芸者的体質があると思います。高市政権は表面的には新味な印象、反中国政策など、一般受けするものがあると思いますが、結局は脱税仲間を再び呼び戻すという、清和会体質そのものの政権でもあります。安倍氏とトランプ氏が仲良しだったので、自分らもゴニャゴニャやってトランプ氏を煙に巻いておけば自分らの都合優先で行けるだろう、、、とそう思っているのでしょう。
しかし、それはまったく甘い考えです。トランプははっきりと、日本人と日本政府を分けていて、その点を何かにつけアピールしています。今回の大谷選手の持ち上げは本気で、「これまでの歴史に残る試合の最高の一つであった」とまで激賞しています。これから行う日本政府叩きとは別に日本人は良い人だ、、、のアピールでもあるように見えます。
消費税について、トランプは関税と捉えます。一般日本人からむしり取って、それを輸出大企業に還付することを、トランプは許さないでしょう。高市氏はゴニャゴニャと煙に巻いて自分らの絵を通そうとするでしょうが、おそらく通用しない時がすぐに訪れます。
石破政権は、最初はよくわからないようでしたが、交渉を進めていく中で、トランプ氏に対する理解を多少は深めたと見えますが、高市政権にはまだそれがありません。むしろトランプを騙せるとたかをくくった政権が高市政権の本質でしょう。それは安倍氏とトランプ氏の仲を誤解しているからでもあります。トランプ氏は安倍氏と人間的には仲良しでしたので、高市氏や自民党内には、またそれでやればいい、と言った安易な考えがあるわけです。しかし、まったく甘いです。安倍氏とトランプ氏の関係も誤解していると思います。
もしかしたら、安倍氏は完全にトランプ氏に従うことにしたのを、自民党内で隠していたかもしれません。トランプ氏は清話会の存在を許しはしなかったと思えるからです。しかし高市氏は清話会を復活させるような立ち位置にいるわけで、安倍政治を継承しようとしているように見えます。発足一日目にして北からのミサイル騒ぎがあったように、まるで安倍政権そのものです。
トランプ氏来日、高市氏との首脳会談、そして天皇陛下ともお会いするとのことです。そろそろ、ジャパンラストの本音が見えてくるように思います。
