権威と世間で動く日本人の野蛮性(小林よしのり)

日本人は世間で動くから「全体主義」になってしまう。
世間の目を気にしてマスクをはずせない、世間の目を気にしてワクチンを接種しなければならない、最も悪質な全体主義的感覚は、ワクチンを打たない人は「集団免疫のただ乗り」だという論法だ。
これは宮坂昌之氏も言っている。

この「世間による全体主義」が、日本人の野蛮性であり、民主制や憲法を形骸化させる原因となる。

そして「ワクチンで集団免疫は作れない」という結果が出てしまっても、惰性で負ける戦争を続けてしまうのが、大東亜戦争の失敗の本質である。

変異が激しいmRNAでは、特異的にターゲットを決めたワクチンはたちまち無意味になる。デルタ変異ですでに効果は短期間に消滅し、ミュー変異では中和抗体はほとんど効かない。ところが日本人がもともと持っている免疫は、この変異に対して融通が利くのである。

だからわしは自分の免疫の軍事訓練に励みたい。
これこそが真の科学なのだが、畜群は科学より権威と世間を選んでしまう。
わしは科学と個人主義のために戦っている。
日本人の悪しき世間主義を諫め、良き集団主義を活かすことが保守の役目だと思っている。

yoshinori-kobayashi.com


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