西武鉄道の新型特急車両ラビュー(Laview)がなかなかいい!

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先週、西武池袋線に導入された新型特急車両ラビュー(Laview)に初めて乗りました。

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大きな窓と包み込まれるような快適なシート。各シートに100Vのコンセントが設けられているのでPC作業に便利。


デザインコンセプトは、以下の3つ。

「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」
「みんながくつろげるリビングのような特急」
「新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急」


車内の色調は深みのある黄色に統一されている。これがなかなか心地よい。

ゴッホがこよなく愛した黄色を思い出す。

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ちなみに、この素敵な車両をデザインしたのは、建築家の妹島和世(せじま・かずよ)さん。

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妹島女史は、知る人ぞ知る超有名な女流建築家(62歳)。日本女子大学家政学部住居学科出身。伊東豊雄建築設計事務所を経て独立。2010年には、建築界のノーベル賞といわれるフプリツカー賞を受賞(日本人女性で初めて)。

「新型特急は、池袋から秩父までの大都市や住宅地、自然の中を走り、乗客も観光客から通勤客までさまざま。車両というモノとしてだけでなく、人々がさまざまなものに出会い、移動していくような体験をデザインしようと考えました」と妹島氏は語った。

特徴的なのは、周囲の景色が映り込むようなアルミ製の外観と、三次元の曲面ガラスを用いた球面形状の先頭車両。妹島氏は、少しカーブをつけた壁構造のアルミの製造は容易ではなかったこと、またクルマのように製造すると思っていたが職人の手による工程が多かったことも語った。さらに、着席した乗客の膝あたりから広がる、高さ1,350mmx幅1,580mmの大きな窓も印象的だ。妹島氏は、この大きな窓や身体を包み込むようにやや丸みを帯びた座席シートによって、リビングにいるようなくつろぎを与えることを意図している。


妹島和世デザインの新型特急がデビュー!
https://casabrutus.com/travel/99936



2019年中にすべての特急車両がラビューに置き換わるらしい。

通勤がより快適になります(・。・)ぷっ♪