秩父夜祭2016

本日、ユネスコ無形文化遺産への登録が決まった秩父夜祭を見に行ってきます。
秩父夜祭(ちちぶよまつり)は、毎年12月2日と3日に開催される埼玉県秩父市秩父神社の祭礼で300年以上の歴史がある。

秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」のひとつ。これは見に行くしかありません。


江戸中期頃、秩父神社に立った絹織物の市・「絹大市」(きぬのたかまち)の経済的な発展と共に盛大に行われるようになったそうです。絹の技術文化が関連しているのですね。

提灯で飾られた豪華な山車の曳き回しや、冬の花火大会で有名で、日本三大美祭、日本三大曳山祭の1つとして数えられます。

本日は、絢爛豪華な2台の笠鉾と4台の屋台が曳行され、クライマックスは今日の夜。

20トン級の屋台・笠鉾が、最大25度の傾斜の団子坂(だんござか)で引き上げるところが見どころらしいのですが、これは事前の観覧席の購入が必要とのこと(すでに売り切れ)。



ダイジェストの動画↓がありました。

秩父夜祭【埼玉県公式観光動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Hk3eNzg1Sls

秩父市の師走名物、秩父神社例大祭秩父夜祭」は、300年余りの歴史を誇り、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられています。祭礼当日は絢爛豪華な2台の笠鉾と4台の屋台が曳行され、冬空にダイナミックな連続花火や大スターマインが鮮明に打ち上げられます。

問い合わせ先
0494-25-5209(秩父市観光課)
秩父市観光なび
http://navi.city.chichibu.lg.jp/

MAP
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&sou...

●<ユネスコ秩父夜祭決定で「魅力を世界に発信」 観光客増に期待
2016年12月1日(木)埼玉新聞

 秩父夜祭の屋台行事と神楽がユネスコ無形文化遺産への登録が決定したことを受け、秩父市の久喜邦康市長は「これを弾みに、先人たちから脈々と受け継がれてきた秩父の魅力を世界中へ発信したい」と語った。

 今後は観光客の増加も期待される。秩父夜祭を紹介する同市番場町の「秩父まつり会館」は来年2月に3カ年計画の大規模なリニューアルを終える。秩父観光協会の田代勝三会長は「秩父まつり会館を拠点に、秩父の祭りの魅力を発信したい」と意気込む。

 秩父夜祭は市中心部にある6町会が屋台と笠鉾(ぼこ)を曳(ひ)き回すが、人口減少や少子高齢化も進んでいる。秩父祭保存委員会顧問で、全国山・鉾・屋台保存連合会の高橋信一郎専務理事は「秩父は子どもの時から祭りに触れる機会が多く、恵まれた環境にある。秩父夜祭に携わる人間が世界に誇る伝統行事なんだと改めて感じてもらえれば」と話した。