憲法9条は米国のオウンゴール(三宅洋平)

憲法9条は米国のオウンゴールだ。
昨日渋谷ハチ公前で行われた選挙フェスでの三宅洋平さんの憲法論を聞いていて、なかなかいいポイントを突いていると思いました。

三宅洋平さん、気に入りました。


ちょっと敷衍して三宅さんの憲法論をまとめると、以下のような感じか。

今回の選挙の重大ポイントは、憲法改悪。

自公勢力は、数で押し切って、憲法を改悪して、人権を制限し、自衛隊を国軍化(米軍の下請け化)し、戦争ができる国にしようとしている。

憲法9条を改悪しようとしている勢力は、戦後日本憲法戦勝国アメリカに押し付けられたからこれを変えなければならないとミスリードしようとしている。

騙されてはいけない。

憲法9条は、日本の優秀な軍事力を骨抜きにしたかった終戦直後の米国(マッカーサー派)のオウンゴール(日本にとっての僥倖)だったのです。

戦争は二度と嫌だと身に染みて思っていた日本人は、これを奇禍として、このオウンゴールを70年間大切に守ってきた。

この偶然のオウンゴール(僥倖)としての宝を、希少な世界遺産として日本が守っていかなくてはならない。


そして、政治(まつりごと)を、戦争経済を生業(なりわい)とする勢力から取り戻そうではないか!



(以下↓の動画の46:00あたりからの憲法論に注目)
●20160702三宅洋平 選挙フェスDay11 渋谷ハチ公前〜第一部 東京都選挙区 参議院選
https://www.youtube.com/watch?v=x9JdfvBokAk


以下、三宅洋平フェイスブックより:

憲法9条はオウンゴール)
日本を骨抜きにしたかった終戦直後の米国(マッカーサー派)の意図が、今となっては日米の軍需産業にとって面倒くさい足枷になっていることが、非戦派の私にとっては、彼らの犯した最大のオウンゴール(自殺点)なのです。
そこに戦争を二度としたくない日本国民の意思が宿った。こうして偶発的に生まれた9条の精神と力学は、戦争文明から人類が転換する歴史的端緒として、宝なのです。
三宅洋平FB公式:憲法9条オウンゴール
https://www.facebook.com/yohei.miyake123/posts/1058849624190296

三宅洋平(みやけ ようへい)
三宅 洋平は、日本の音楽家政治活動家
社会活動家。ベルギー生まれ、
早稲田大学第一文学部卒、元リクルート社員。
政治団体「日本アーティスト有意識者会議」代表。
デビュー時よりライブやネットを通じて
社会に対する主張を行い、
国内の原発問題にも事故以前から発言していた。
衆議院選挙で立候補の
打診を受けたことを切っ掛けに、
「政治に参加し、政治をアート」する
姿勢を打ち出す、としている。