最近の数年の日本の政策決定は、ことごとく第3次アーミテージ・ナイ・レポートの通りになっているんだけど、なぜ?
という極めて本質的かつ永田町最大のタブーについて、山本太郎議員が追及してました。国会で。
よくぞ言ってくれました。
日本はアメリカの植民地だったのか?
ソエ爺は「属国」ということばを使いますが、むしろ「植民地」と言った方がわかりやすい。
以下、田中龍作ジャーナルより一部転載。
●山本太郎議員、永田町最大のタブーを追及 シラを切る政府
http://tanakaryusaku.jp/
2015年8月19日 21:56多くの人が知っているが誰も怖くて言えなかったことを、あの男が口にしてしまった。それも国会という公の場で。
この国の政策はアメリカの対日要求に沿って決められているのではないか ― 山本太郎議員がきょうの安保特委でこう追及したのである。
「永田町ではみんな知ってるけれど、わざわざ言わないことを質問していきたいと思います」。タブーに挑む山本議員らしい切り出しだった。
山本議員は「第3次アーミテージ・ナイリポート〜日本への提言9項目(2012年8月)」を特大のフリップで掲示した。
「原発再稼働」に始まり「TPP参加」「戦時の米軍と自衛隊の全面協力(今回の集団的自衛権)」「ホルムズ海峡の機雷掃海」「国家機密の保全(秘密保護法)」「PKOの法的警護の範囲拡大(今回の駆けつけ警護)」・・・
日本の政策がすべて米国のリクエスト通りになっていることを山本議員は指摘したのである。
日本の政策がアーミテージ報告の まんま であることに呆れる。
安倍晋三首相が 何とかの一つ覚え のように「ホルムズ海峡」を連呼していた時期があった。アーミテージリポートに忠実だったのである。
図星を突かれた政府側の答弁は見苦しい、いや聞き苦しかった。
岸田文雄外相は「(アーミテージリポートは)あくまでも民間の報告書ですので政府の側から逐一コメントすることは控える」としながらも「ご指摘の報告書(アーミテージリポート)を念頭に作成したものではない」とシラを切った。
中谷元防衛相はさすがにウソをつくのがヘタだ―「結果として重なっている部分もあるが、あくまでも我が国の主体的な取り組みとして検討、研究をして作った」。中谷大臣は少なくとも同一であることを認めたのである。
日本が米国の言いなりになっていることが、天下にさらされたのだ。
「いつまで没落間近の大国のコバンザメを続ける気ですか?」。山本議員の質問は容赦がなかった。=19日、参院安保特委 写真:山本太郎事務所=
山本議員はトドメを刺すことも忘れていなかった。質問の最後を次のように締めくくった―
「これだけ宗主国様に尽くし続けているのにもかかわらず、その一方でアメリカは同盟国であるはずの日本政府の各部署、大企業などを盗聴し・・・いつまで(米国にとって)都合のいい存在で居続けるんですかってお聞きしたいんですよ。いつ植民地をやめるんですか?」
「中国の脅威というなら自衛隊を世界の裏側まで行けるような状態を作り出すことは、この国の護りが薄くなるっていう事ですよ」。
山本議員の追及に溜飲を下げる国民は少なくない。「目からウロコ」の人もいるだろう。
しかし「対等なパートナーシップ」を掲げた鳩山政権は、米国と官僚と記者クラブメディアに潰された。庶民に寄り添う政治家は、権力にとって不都合なのである。
以前、或る企業の設立パーティかなにかにお呼ばれしたとき、この↑アーミテージおじさんと安倍晋三が連れ立って現れたのをよく覚えています。第1次安倍政権の直前、安倍晋三が自民党幹事長だった頃のことです。
ちょっとオドオドした感じの安倍晋三に対して、ふてぶてしい化物のようなアーミテージが対照的でした。(安倍晋三がオドオドしていたのは、たぶんアーミテージに恫喝されていたのかもしれません(・。・)ぷっ♪)
異様に大きな胸板のアーミテージはまさに体毛を失ったゴリラ。
なんていうと平和を愛する森の霊長類・ゴリラに失礼か(・。・)ぷっ♪
こんな米戦争屋の在野のゴロツキを、安倍様のNHKは恭(うやうや)しく「知日派」などと呼んでたびたびニュースでその言動を報道してきましたよね。
もうこれからは、戦争や地域紛争を焚きつけるこんな連中の言動を報道することはやめてくださいね。
この本の共著者ジョセフ・ナイは、たしか先日、安倍コベ晋三がアメリカ議会で演説したときに睨みを利かせていたアドヴァイザーでしたね。
以下、はらへった先生のブログ記事から。
●第三次アーミテージレポートから
http://harahetta.at.webry.info/201508/article_3.htmlkakkaさんのブログにリンクされていた、IWJのアーミテージレポートから抜粋して掲載します。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56226
(再掲)2013/02/03 【IWJブログ】CSIS「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載 から一部抜粋。「南シナ海における平和と安定は、特に日本にとって大変重要な、もう一つの極めて重要な同盟利害である。重要なエネルギー資源を含む、日本へ供給される88%のものが南シナ海を経て輸送されるのであるから、安定と航行の自由を確保する為に米国と協力して監視を増強することは日本が関心を示すところである。」
「日本を巡る米国の拡大抑止の最も大きな保証は、日本の寛大な支援により強化されている米国軍の存在である。」
「集団的自衛の禁止は同盟の障害である。」
「日本は、必要であれば武力を行使してでも、市民と、同様に他の国際的な平和維持軍を守ることができるような法的権限を自国の平和維持活動軍に与えることを我々は奨励する。」
くっそー!腹立つ〜!!
こういう諍いを起こして自分達の金儲けにつなげるような既知害ども悪魔どもがいるから地球はいつまで経っても平和にならないんだ!
こういう前世紀の遺物のようなゴミクズどもは、火星に廃棄しなくちゃいけない。
こいつらの悪行を世に知らしめて、アベちゃんたちの背後にこういうサナダムシどもがいることを皆に分かってもらわなくちゃ。