水に浮く超小型電気自動車(つづき)

前回紹介した「水害に威力を水に浮く超小型電気自動車」のつづきです。

どうやって水に浮くのか?


その秘密は、タイヤの中にモーターを組み込んだ「インホイール・モーター」という技術にあるらしい。

インホイールモーター、ホイールモーター、ハブモーター(In-wheel motor、Wheel motor、Hub motor)とは、電気自動車などに使われる、車輪のハブ内部に装備された電気モーター。次世代自動車のコンポーネント技術とされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC


ただし、水に浮くのはこの技術だけではないだろうけど。

とにかくおもしろいEVです。


この車を開発した川崎市ベンチャー企業「FOMM」のサイトは以下:
http://fomm.co.jp/wordpress/

このベンチャーを立ち上げた社長の鶴巻日出夫さんはスズキ自動車出身のようです。

なるほど!



先日(6月7日)TBS「夢の扉+」でも紹介されたらしい。

TBS 「夢の扉+」
日時:6月7日(日)18:30〜
下記は番組HPで予告映像があります。

http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/archives/20150607.html


水上を走る電気自動車で命を守れ!
“水に浮く電気自動車”で、災害時に命を守れ!
超小型でも4人乗り!〜7人の精鋭が挑む新車開発
FOMM代表取締役/鶴巻日出夫さん

今年2月、メイド・イン・ジャパンの“これまでにない車”に世界が注目した。
それは、洪水など災害時にも、水面を移動し避難できるという小型電気自動車。
世界最小クラスなのに、大人4人が乗車でき、4人乗っていても水に浮く!
最高時速85km、フル充電すれば約150km続けて走行可能で、しかもバッテリーは、
非常時の家庭用電源としても活用できるという、“命を守る技術”が結集した車だ。
開発を手がけるのは、自動車設計一筋30年のエンジニア、鶴巻日出夫。

『世の中にないものが出たらおもしろい!』
“夢の新車”実現のため、大手自動車メーカーから独立し、2年前に起業した鶴巻。
しかし、独立初日に、出資者がいなくなった。部品メーカーに払うお金がない・・。
それでも鶴巻は、“電気自動車の可能性”への追求をやめなかった。
その胸には、津波が来たときに逃げてほしい、という大切な人への強い想いがあった―。