ビートルズと超越瞑想


究極のストレス解消法としての超越瞑想(TM:Transcendental Meditation)について、前回の続き。

今回はビートルズ超越瞑想について。


いまポール・マッカートニーが来日公演中ですが、彼は40年以上超越瞑想(TM)を実践しているそうです。今は亡きマハリシ先生(マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー)から直々TMを指導されたそうですから筋金入りの瞑想家ですね。


40年ほど前にビートルズのメンバーが、デビュー直後に英国にやってきたマハリシ先生に出会って意気投合し、インドのリシケシまで行って超越瞑想を本格的に習ったことは有名な話です。きっかけはジョージ・ハリソンの妻パティだったようです。

以下のポールマッカートニーの話でその経緯が分かります。

●ポールマッカートニーと超越瞑想との出会い
https://www.youtube.com/watch?v=zGPH3TYNhaM#t=492


デビュー当時の精神的不安定状態を救ったのがTMだった。おまけにインド滞在中には創作活動も活発になったことが語られています。

TMはストレスを低減するだけではなく、人間の創造活動を旺盛にする効果があるようです。


「インドでの経験」、すなわちビートルズマハリシと共に過ごして超越瞑想を実践したことで、ビートルズの創造性はせきを切って流れ出し、そして「彼らはマンネリ状態に陥ることの恐怖から抜け出した」とタイムズの記事は報じている。

その記事はさらに、マハリシと過ごした時期はビートルズの人生でもっとも生産的な時期であったと表現し、次のように記している。

マハリシと出会う前、ビートルズは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』をリリースしていた。そのアルバムを作ることの意義のひとつは、ビートルズであるというストレスから生じた不活発な状態に打ち勝つために、ビートルズではない架空のバンドを装うことにあった。このアルバムにはビートルズのもっとも素晴らしい音楽が何曲か入ってはいるが、アルバムに入れる他の曲を作るのに苦心惨憺していた。だが、リシケシで過ごした後、ビートルズは持てあますくらい多くの新曲を生みだすようになっていた」。

ビートルズ通の人々や音楽制作者たちの多くが、「ホワイト・アルバム」をビートルズの最高傑作と考えている。だが、ビートルズのインドでの経験、そして「内面から変わる」ことの影響が、彼らの創造性と作詞能力を高めたことに気づいている人は少ない。マハリシの教える瞑想法は、すべての人の内側に備わるエネルギーと創造性の無限の宝庫を利用するための方法である。活力を取り戻し、創造性を高める「超越」の効果をビートルズが立証してから40年。現在では、何百もの科学的研究が、超越瞑想を通じて創造性が刺激され、人生のあらゆる面に効果がもたらされることを証明している。

【参考】
マハリシビートルズ:本当は何が起こったのか?
http://tmsite.blog40.fc2.com/blog-entry-649.html


【弊ブログ過去記事】
超越瞑想(TM:Transcendental Meditation)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20150315

●究極のストレス解消法「マインドフルネス」
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20150224