超越瞑想(TM:Transcendental Meditation)

先日あるテレビ番組で、あの林修先生が、瞑想法を取り入れている米国の学校を紹介していました。


最初、その瞑想法は、先日弊ブログでも紹介した「マインドフルネス瞑想」かと思っていたら、ちょっと違いました。

超越瞑想というものでした。

番組で紹介されていたアイオア州の学校は、この瞑想法を授業に導入することによって劇的な成績アップに成功したとのことです。

●世界の天才教育、林修のワールドエデュケーションで紹介された特別な時間
http://tm-meisou.jp/tv-asahi-world-education/#more-20617


●意識に基づいた教育法で成功しているマハリシ・スクールの紹介



ちょっと興味を惹かれたので調べてみました。

超越瞑想(TM:Transcendental Meditation)とは何か?


以下、Wikipediaより:

超越瞑想(TM)は、瞑想に適した音を心の中で用いるテクニックである。1回の瞑想の時間は15分から20分。朝と夕方に1日2回、楽な姿勢で座り、目を閉じて行う。楽な姿勢でありさえすれば、どのような姿勢で座ってもよく、この点で坐禅などの方法とは少々異なる。椅子やソファーに座って行うことができるため、職場、喫茶店、公園のベンチなど、どこでも気軽に行える。一般に、瞑想とは心を何かに集中させようとするが、超越瞑想の場合は、心をコントロールしたり、集中させることは一切しない。

超越瞑想プログラムとTM運動は、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって始められ、彼が亡くなった(2008年)後も続いている。1955年に、インドにおいて、マハリシは伝統的な瞑想のテクニックを教え始めた。その瞑想のテクニックは、彼の先生であるブラマーナンダ・サラスワティから学んだもので、彼はそれを超越する瞑想と呼び、後に超越瞑想と改名された。マハリシは、そのテクニックをより多くの人々に教えるために、超越瞑想を広める世界ツアーを行ったり、TM教師養成プログラムを開発した。1960年代から70年代にかけて、著名人が超越瞑想を支持したり、TMの有効性を示す研究結果が科学雑誌に発表されたことで、欧米を中心に超越瞑想の人気が高まった。1977年には、世界中で90万人の人が超越瞑想を学び、1980年代までには100万人、近年は500万人に達すると推定されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E8%B6%8A%E7%9E%91%E6%83%B3


TMを開発したインドの神秘家マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーは、「超越瞑想は新しいものではなく、あらゆる文化の古い聖典の中に見いだされる」と述べている。マハリシ先生は、ただ古くからあった実際的な方法を再発見して、それを系統立ったテクニックとして現代の人々に教えただけ、と言っている。

これはいわゆる宗教とは関係がない。

すなわち現在地球上にはびこっている偏狭的で排他的な宗派的組織宗教とは関係はなく、マインドフルネスと同様の普遍的な瞑想技法のようです。

人類発祥以来の3万年前の古層もしくは太古の精神技術。

ビートルズのメンバーがこの超越瞑想を実践していたことはよく知られているそうですが、これについては次回。本日はここまで。


以下、つづく。