後藤健二さんは既に捕虜ではない?

ハフィントンポストの情報によれば、イスラム国戦闘員とみられる人物が「後藤健二はすでに捕虜ではない」とツイートしていたらしい。

●「後藤健二はすでに、捕虜ではない」イスラム国戦闘員とみられる人物がツイート
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/28/goto-is-no-longer_n_6561844.html

「既に捕虜ではない」ということは、解放されたか、それとも最悪の事態になっているか、ということですが、あいば達也さんは、解放されている可能性の方が高いと推測している。

 何故かと云うと、イスラム国の最終の公式声明では、既に後藤健二氏に関しては、過去の話のような扱いになっており、既に解放されている可能性の方が高いのだ。つまり、後藤健二氏のビデオが言う通り、処刑はパイロット、後藤氏の順になっている。彼らは、そう云う点で正確な物言いをする習慣があるので、パイロットの解放云々でヨルダン国内が騒然としていると云う事は、後藤氏の解放が過去形になっているような気がする。無論、推論に推論を重ねた結論なので、絶対の自信はない。
 仮に、後藤氏が無事に解放されていた場合、現在の政府が心配げに、官邸公邸に籠っている有様は何なのだろうと疑問符の連鎖になる。ヨルダンが、自国軍のパイロットの解放に躍起となっていると云う事は、ものの順番として、後藤氏の問題は片付いたと云う事に他ならない。後藤氏の解放を知った上で、このような国家総動員体制のような茶番を演じているのだとすると、自国民の命を弄んでいる、トンデモナイ政権であり、トンデモナイ外務省と云う事になりかねない。

●政府、マスコミの無能低能狡猾を「イスラム国」に教えられる皮肉
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/77e3f87e25bbf45e8884eb7f155ceaf0

いずれにしても、後藤さんの無事を祈る。