NHKのニュースで「小保方氏の学位取消」との報道が流れたときは、また性懲りもなく小保方バッシングをやってるな、と見ていましたが、この報道は世間をミスリードするものでした。
結論からいえば、これで、小保方氏の学位維持はほぼ確実になった、ということです。
今回の小保方氏学位問題の構図は、
(1)小保方氏は多忙のあまり、本来提出されるべき最終稿と間違えて、比較的初期の途中稿を製本・提出してしまった。
(2)小保方氏側も審査側も、てっきり最終稿が審査会に提出されているとばかり思ってろくに確認せずにパスさせたため、間違った途中稿で学位が授与された形になってしまった。
(3)最終稿であれば、学位授与は確実なものだった。
そこで、早稲田大学は、1年間の猶予を与えて、審査会に提出されるべきだった本来の最終稿が提出されれば、博士号の学位を維持しますよ、ということなのでした。
マスコミの方々はもっとまじめにわかりやすく報道してほしいものだ。
今回の報道については、小保方バッシング問題では最も信頼のおける以下のブログ記事を参照してください。
●小保方氏の早稲田大・博士号の学位維持はほぼ確実に―早稲田大の冷静な事実認定による対応は高く評価されるべき
2014/10/7(火) 午後 11:38
http://blogs.yahoo.co.jp/teabreakt2/15907294.html