憲法は国家権力に対する命令書である



憲法とは国民を縛るための法規ではない。

逆である。

憲法とは、権力の暴走を止めるための装置であって、統治権力を縛るための最高法規である。

「国家権力に対する命令書」。これが憲法の本質。キモ。

その「命令書」の解釈を、命令される側の権力が勝手に変えていいはずがない。

安倍政権はそれをやってしまったのです。正統な手続きを経ないで、かってに憲法を骨抜きにし破壊する行為。やってはいけないことをしちゃった最悪の政権。

2014年7月1日は、日本が平和国家から戦争国家に変貌しはじめたターニングポイントとして後世の歴史書に記録されることになるのでしょうか。


ところで、なりふり構わず暴走する安倍政権に対して、普段はおとなしい日本国民もさすがに目が覚めはじめたようです。

普通のサラリーマンや子連れの主婦やおじさんおばさんたちが官邸前に集まっています。自然発生したデモ参加者で歩道はいっぱい。全国に反対集会が燎原の炎のように燃え広がっている。反原発デモのときもこれほどではなかった。前代未聞。

日本民族が本気で目覚めた時におそろしい能力を発揮することになることは、過去の歴史が示している。