都知事選の復習

都知事選は終わったが、まだ本当に終わっているわけではない。ということで、復習。

選挙前の世論調査(固定電話)と出口調査の結果がぴったり一致し、2月9日夜の8時ジャストに当選確実で花束贈呈。

まず、この状況に疑いの目を注がなければならない。いくら「統計学的分析手法」が「発達」しているからといっても納得できない。

「大雪で投票率が低下」や「組織票」といった理由では到底納得できない。

閑古鳥のマスゾエ街頭演説と数千から数万の聴衆が集まった細川・小泉街頭演説の違いが世論調査に反映されないのだとすれば、マーケティングという学問自体も成り立たない。


小泉純一郎氏が細川応援演説で、選挙戦での実感と世論調査報道が乖離している点に言及していたけれど、安倍政権・原発勢力とマスコミが結託して世論誘導していることを肌で感じていたはずだ。小泉氏の選挙中のツイートでもこのことが発信されていた。


世論調査出口調査とのピッタシカンカンの不思議な「連動」は、いかにも不正選挙を匂わせる。

現代日本は戦前に回帰してしまっている。


以下、東京ルミックスさまの記事より:

http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1304.html
●小泉氏はその慧眼で不正選挙までも視野に入れていた?
はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールを下卑たスダレ頭に投げつけた?!

小泉氏の公式ツイッターで以下のような興味深いツイートがなされている。この言葉の真意は彼に聞くしかないが、通常の彼の率直な言葉から想像するに、マスコミの世論誘導はもちろん、不正選挙の可能性も視野に入れていた気がする。このツイートは、私たちに発信したカタチをとって、

実際はマスコミと政府に発信した警鐘なのではないだろうか?

@J_Koizumi_Japan: 新聞の調査結果にびっくりした。街頭の反応と全く違う。まだ、1週間ある。気迫と使命感で必ず巻き返す。とにかく皆さんのお力をお貸しいただきたい。この日本の方向を決める重大な選挙、どうしても勝たねばならない。
2014/02/03 10:44

@J_Koizumi_Japan: 今日の荻窪・八王子・町田の街頭もスゴかった。だけど、街頭の反応と世論調査とどうしてこんなに違うのか。何度も選挙をし、街頭演説をしてきた僕から見るとこれなら圧勝のはずだが、調査結果は一位ではない。おかしい。
2014/02/05 20:22

@J_Koizumi_Japan: 今の話だけど、このところ、テレビや新聞の都知事選報道が限定的、時には一方的だと感じるのは僕だけだろうか。原発の争点隠しにも見える。この壁を突破するには街頭で出会った人、ネットを見てくれる人の力にすがる他はない。皆さん、この壁を必ず突破しよう!
2014/02/05 20:31

2月3日の最初のツイートは小泉も半信半疑でいたはずだ。街頭の反応が世論調査にリアルタイムで反映するとは思っていないだろうし、実際に選挙戦には出遅れが生じていたからだ。しかし、2月5日の最初のツイートを見る限り、その時点で不正選挙絡みも視野に入れていたようだ。引退したが選挙に関しては海千山千の全てに熟知している政治家だ。

その小泉が「圧勝のはずだが、調査結果は一位ではない。おかしい」と断じた!

当然である。局地的に一箇所だけが凄い数の聴衆ならいざ知らず、行く先々で立錐の余地がないくらいの聴衆を集めているのだ。これが世論調査に反映しなければ、マーケティングそのものが意味をなさなくなる。否、マーケティングという学問自体が必要なくなるのだ。

さらに、次のツイートはマスコミに対しての世論誘導を完璧に指摘している。

ハッキリと「報道が限定的、時には一方的」と言及している。小泉は今までマスコミを上手に使ってきた。大手マスコミが御用新聞化していることは十分承知している。その彼が、マスコミを上手く使うことを諦めたのだ。「街頭で出会った人、ネットを見てくれる人の力にすがる他はない」という言葉にそれが現れている。想像だが、小泉はこの時点で、

安倍政権がマスコミや選管ムサシにまで手を回していることに気づいたのだ。

そして確信した。小泉は2月5日にツイートして、翌6日に自分のツイート効果がどう出るか確認しているはずだ。効果どころかマスコミはますます細川小泉連合隠しに直走っていた。テレビはNHKを筆頭に、細川小泉連合の演説時の聴衆ビデオを使い、舛添の聴衆のように見せかけている。御用マスコミはまったく以って何をかいわんやである。

選挙結果は投票時間の締め切りとほぼ同時に舛添の当確が打たれた。

不正選挙の疑いを証明することほど超絶難しいことはない。不正選挙が暴かれると民主主義が根底からひっくり返ることになる。要はインチキ選挙の結果なのだから、国家自体の存在が否定されることになる。いくら、大人しい日本人でも暴動が起きるのは目に見えている。究極は内戦状態になって日本国破滅にもなり兼ねないのだ。国家権力が強大な力で阻止するのは目に見えている。各地で行われている裁判がいい例である。

通常の告発手続きや少々の暴露では不正選挙が暴かれることはない。

今朝、小泉が都知事選の結果について問われ、「やっぱりね、総理だった時と、総理を辞めて、引退して、過去の人になった時との違いだよ」と答えている。成る程!どう解するかは自由だが、意味深のようでストレートだ。私的にはその行間にマスコミの世論誘導や不正選挙も含めた都知事選の運命的な流れが示唆されている気がした。

元首相の小泉も国家権力から離れれば触れられない深い闇があるのだ。