新・東京都知事は異常人格者のようです

このような異常人格者を都知事にしていいのか?

一見女性週刊誌ネタのようですが、岩上安身さんがちゃんと取材した事実に基づく話のようです。

いやぁー、裏社会は大変な人物を都知事にしてしまいました。驚いた。世界の恥です。

【IWJブログ・東京都知事選】「性的異常者を都民に押しつけるのは犯罪」〜舛添氏の婚外子の告発
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124234

 厚生労働大臣時代、生活保護母子加算を廃止に追い込んだことで知られる舛添要一氏。母子家庭に極めて冷淡な舛添氏の姿勢は、公私ともに一貫していたことが今回、明らかになった。
 先日、IWJは「舛添要一氏のドメスティックでパブリックな問題〜「介護の舛添」という化けの皮」という記事を載せた。その記事のコメント欄に、1月27日、ある文章が寄せられた。
 「初めまして。私は、2013年12月13日付の某週刊誌の記事で舛添の”愛人A”として扱われた人を最も良く知る者です。あの記事の内容は多少の誇張はありますが、ほぼ事実です」
 このように書き始められ、詳細な事実関係が述べられていた。この方をBさんとしよう。私たちは、Bさんに連絡を取り、実際に舛添氏の調停の関係者であるという確認を取った。
 以下では、関係者の証言を補足しながら、舛添氏がどういう人間かをお伝えする。

舛添氏とAさんとの「通婚関係」
 Aさんが東大の大学院生の頃、当時東大助教授だった舛添氏と知り合った。当時、舛添氏は片山さつき氏(※注)と結婚していたが、「妻と別れるから」と言って、助教授という立場から半ば強制的にAさんと付き合い始めた。そして、3年間「内縁のような通婚関係」にあったという。
 Aさんが舛添氏の子供を出産したのは、1988年。舛添氏はその2年後に、北海道知事選に出ようとしてやっと子供を認知した。しかし、これと同時並行のかたちで、舛添氏は他の女性との間にも子どもをもうけている。これを知ったAさんは、子供が3歳のときに舛添氏に「見切り」をつけて、養育費の取り決めを行い、公正証書を交わして別れた。
 舛添氏が東大をクビになった後、Aさんは博士課程を終えた。東大では舛添氏が毒づいて、同僚たちを実名で中傷して辞めた時、相手にするなという総長命令の箝口令が引かれたという。
(※注)愛人であるAさんをかばう形で、片山さつき氏は自身のブログで次のように主張している。「まず今回の(東京)五輪は、オリンピックだけでなく、パラリンピックがあり障害者の問題が非常に重要ななかで、現時点では舛添氏は、障害をお持ちのご自身の婚外子の扶養について係争になっており、これをきちんと解決していただくこと」。これは、安倍総理に舛添氏の応援を頼まれた片山氏が、応援を承諾するために課した条件である。2月7日現在、自民党が舛添氏を説得した形跡は見当たらず、舛添氏がこの調停を取り下げ、和解に踏み出すなどの行動には一切出ていない。従って、元妻である片山さつき議員による舛添氏への応援も実現していない。

ありえない通知
 舛添氏から扶助料の支払いは一応、続けられていた。子供が19歳の時、成人になるので公正証書を更新したが、22年間のあいだAさんと子どもに舛添氏が直接連絡を取ることはなかった。金を払いさえすればいいだろうとばかりに、舛添氏は実子に会うことなく過ごしてきたのだ。子供が集団いじめに会おうが、長期入院をしようが一切関知せず、「自分には家庭があるから、メールもよこすな」と弁護士を通して脅してきたという。
 その22年の沈黙のあとに、舛添氏の弁護士からAさん宛にある通知が送られてきた。2012年4月のことだ。その通知には、子どもに対する扶助料を減らしたいということが書かれていた。その理由は、「子供がある程度自立していること」「自分の収入が激減していること」だという。
 Aさんが、不誠実だと感じ、この通知を拒否したところ、舛添氏はすぐに調停を申し立てた。すぐに調停に入ったということは、当事者間で直接話し合いをする機会を持とうとはしなかったということだ。つまり、Aさんや子どもの現在の生活状態を確かめようとする気もなく、自分の事情を直接説明する気もなかったということだ。非常に一方的で強圧的なやり口だ。
 Bさんは次のように言う。
 「舛添の婚外子扶助料減額請求について、少々補足申し上げたいと思います。舛添の弁護士が家庭裁判所に提出した調停要求には、『子供がある程度自立していて、自分の収入が激減しており、調停により、減額させ、2012年4月にさかのぼって差額分を返せ』という趣旨のことが記載されていました」
 Aさんの子供は重度の自閉症であり、かつ統合失調を併発し、週5回病院に通院している状況だ。多量の服薬を余儀なくされている。調停員も、舛添氏に調停を取り下げるよう何度も説得したが、2年近くにわたり、舛添氏は嫌がらせをするかのように取り下げようとはしない。
 子供が病院に通院できるところに住まなければならないので、Aさんは月15万の公共賃貸住宅を借りている。舛添氏とは扶助料を月22万円にするという公正証書を取り交わしているが、Aさんはフルタイムで働いていて、扶助料は、昼間に子供を見てくれる人に10万円を払い、残りの12万は息子が自分の死後、まともな施設に入れるように息子さんの名義で貯金している。息子さんに他傷性があり、一般のグループ・ホームには入れないからだ。

「嫌がらせ」の調停
 舛添氏はそれをさらに減額しようというのだ。しかも、「2012年4月にさかのぼって差額分を返せ」とまで主張しているのだ。
 また、舛添氏は「自身の収入が激減している」と訴えるが、通知があった当時は現役の国会議員だ。所得報告書によると、2012年の収入は約1700万円である。資産も3億はあるはずだが、不動産はすべて夫人名義だから自分はゼロだと調停で述べていた。
 すでに2年近く続く調停で、舛添氏は引き下がらない。弁護士費用もそれなりに掛かっているはずだ。この粘り強さは何なのか。一度取り下げると、また申し立てるのに30万はかかるからであろうか。それとも、調停ではマスコミが入らないと思ってたかをくくっているのか。
 「調停に出席するためにはAさんは、仕事や息子さんの面倒を見ながら、有給休暇を取らねばなりません。舛添は嫌がらせで調停を伸ばしているとしか思えません。また、片山氏に指摘されて、あれだけ話題になっても、舛添はいまだに請求を取り下げておりません。ばれなければ何をしてもいいと思っているのでしょう。この男だけは人として許せません」とBさんたちは言う。
 確かに舛添氏の手法は「嫌がらせ」に見える。調停で解決しない場合は、審判になり、さらには、裁判を起こすことが可能だからだ。舛添氏が裁判に持ち込まないのは勝つ見込みがないからと、マスコミが調停の間は入れないからだ。だから、ずるずると調停を引き延ばし、要求を呑むようにAさんに金銭的にも、精神的負担を掛けているのではないか、そう邪推したくなる。

収入が「月給10万円」?
 2013年11月の調停で、舛添氏は自身の現在の給与明細を提示してきたという。「これしか収入がないから扶助料を減額に」と主張するための資料だ。そこには収入が月10万円と書かれていたという。その10万円は、「舛添政治経済研究所」から支給された基本給だ。
 ところが、その「舛添政治経済研究所」を含め3つの舛添氏の政治団体が、家賃名目で舛添氏に支払いをしていると報道されている。その金額は、3年間で約800万にのぼる(1月23日付しんぶん赤旗)。「舛添政治経済研究所」から、舛添氏に給料以外の支払いがされているということだ。さらにはその家賃の資金源が政党助成金なのではないかと指摘されている。扶助料減額のために「月給10万円です」と言い張るせこいごまかしどころではないかもしれないのだ。中央競馬に多額の投資をしているくらいなのだから。
 舛添氏の金銭問題についてはBさんも指摘している。
 「マスコミに、政党助成金についての話や、事務所費についての話は指摘しておきました。収入が不正経理であるという話はかなり前に国税庁には指摘しましたが、東京地検は入らないでしょうね」

舛添氏の「インチキ英語」
 1989年にリリースされた「TOUGH BANANA」というアルバムに、「舛添要一作詞」とクレジットされている曲が7曲ある。英語の歌詞だが、実はこれはAさんが書いたものだ。
 「Aさんがゴーストライターだったのです。Aさんがバイリンガルなのを利用して、一日で8曲書かせました。(1曲は以前に詞があって、使われなかった。)Aさんはもともと音楽を嗜んでいたので、ビリー・ジョエル風の詩をつけました。そのころの舛添は売出し中で、かっこつけたかったのでしょうね。
 舛添は語学堪能と言われていますが、あのインチキ英語、フランス語、ドイツ語は噴飯ものです。ヨーロッパではバスガイド並ですよ」とBさんが証言する。
 舛添氏は「女が作曲した曲に大したものがない」とか「オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです」とか発言しているのだが、女性が作詞したものをちゃっかり自分が書いたと言って発表したわけだ。そんなことをやられていては、女性に業績は残らない。
「あの性的異常者を都民に押し付けるのは犯罪」
 舛添氏は、現在の配偶者との間の子ども2人のほかに、婚外子が3人いる。だが、調停沙汰でも分かるように、Aさんとの子どものことを気にかける素振りはまったくないようだ。
 舛添氏の女問題はめちゃくちゃで、『俺は十代の頃はいくらセックスしても子供ができないから、精子が少ないかと思っていたが、それからぼんぼん出来ちゃって、おろすのが大変だった』と得意げに言っていたのをAさんは鮮明に記憶しているという。
 3年、Aさんとは内縁のような通婚関係にあったが、舛添氏は、Aさんにコンスタントに月10万円すら持ってきたことはなかった。次々に浮気をした上、「お前は苦労するように出来てんだよ」とあざ笑うように言っていた。当時、Aさんは、自閉症の子供を持ちながらアルバイトで学費と生活費を工面していたので、3年で10年分、老けたように見えたという。
 田原総一朗氏も、石破茂自民党幹事長も、舛添氏が扶助料減額の調停中だと知っていて、都知事選で舛添氏を推薦している。Aさんはブログやツイッターにメールを送ったが、返信は当たり前のように来なかった。さらに、自民党の最近のマスコミ操作は目に余るとBさんたちは感じている。
 「Aさんは今回の都知事選の展開に非常に憤慨しています。『あの性的異常者をそのまま都民に押し付けるのは犯罪ですよ。彼は人格障害ですから』と言っています」
 これが、Bさん達が語る舛添氏の正体だ。数々の女性蔑視発言ともあいまって、舛添氏の女性に対する姿勢がよく分かるだろう。すでにこの本性を察して「舛添要一都知事にしたくない女たちの会」が立ち上がっている。Bさん達の言うところの「異常者」を、日本の中枢である東京都の知事という要職につけていいのか。女性だけではなく、男性も、いや老若男女を問わず、都民の良識が2月9日には問われることとなる。
 最後に、舛添氏の婚外子にあたる息子さんの言葉をお伝えしよう。
 「舛添が都知事なんて嫌だ。お母さんをだましたから」
(取材・文:岩上安身、取材協力:安斎さや香