猪瀬辞任劇の真相

異様なNHKの猪瀬たたきに違和感を覚えましたが、こういうシナリオがあったのですね。なるへそ。


天木直人さんのブログ記事より:

http://www.amakiblog.com/archives/2013/12/19/#002807
安倍自民党のシナリオどおり展開した猪瀬辞任劇
 あまりにも出来すぎた展開だ。メディアを使って猪瀬たたきの情報を絶え間なく出し続け、猪瀬嫌いの世論をあおり、どうにもならない形で辞任に追い込んだ後は、間髪を入れず五輪成功という殺し文句を持ち出す。
 見ているがいい。これから先は、「東京五輪成功の為に最善の都知事は誰だ」という報道で一色になるだろう。そしてその候補者には下村文部科学大臣橋本聖子などの名前がはやばやとあがる。そのほか取り沙汰される候補者はみな安倍自民党の意のままに動く候補者ばかりだ。間違っても東京五輪反対の候補者はあらわれてこない。あらわれたとしても勝ち目はない。
 見事なシナリオだ。五輪招致の立役者は猪瀬ではなく自分だ、その後の準備と利権を一手に握り、カジノや公共事業を取りしきるのは自分だ。そういう安倍首相の高笑いが聞こえてきそうだ。
 官僚とメディアを使った国家権力の強さと卑劣さをまざまざと見せつけられたドタバタ劇であった。我々は小悪に目を奪われて巨悪を見逃してはいけない。本当の敵を見誤ってはいけない(了)