会社の繁栄は社員の幸せから(坂本光司)

今朝4時台のNHKラジオ深夜便「明日へのことば」の坂本光司さんの話にはちょっと感動した。

〔明日へのことば〕
会社の繁栄は社員の幸せから
法政大学大学院教授 坂本光司


40年にわたって約7000社の日本中の会社を現場取材して得た結論:

社員とその家族の幸せを追求することによって地域と社会に貢献する会社は伸びる。


7000社のうちの約1割の700社がこれを経営理念として実践している。そして毎年業績を上げている。社員がいきいきと仕事をしている。昔に比べて少なくなってしまったけれど、まだ救いがある。

これが「本物の経営」である。坂本先生は長年の「現場」の体験取材を通じてこの結論に達した。この「現場」を大切にする坂本先生の経営学の研究の仕方は本物である。

社員を平気でリストラする会社、下請けやハケン社員をイジメル会社、株主の利益を第一に考える会社、このような会社は長い目で見て必ずダメになる。

こんなダメな会社が日本の大多数を占めるに至った原因は、坂本先生は番組では言っていませんでしたが、小泉・竹中政権です。外国の金融マフィアに株式の50%を占めさせるように利益誘導したのは竹中平蔵という売国奴ですね。(最近この犯罪者がまた復活しつつある。要注意です。)

でも、本物の経営を実践している会社がまだ700社も残っているのは、日本の大きな救いです。

そのなかの3つの感動的な会社の話には、胸がジーンときました。

坂本光司先生の本やYoutubeをさがしてみよう。