世界の再生可能エネルギーブームは過ぎ去っている

昨年の311震災後、再生可能エネルギーがブームになりましたが、実際のところどうなんでしょうか。

たとえば太陽光発電はコスト的に問題があり、国が補助金を出すか電力会社が高値で電力を買い取る以外に採算は取れない状況。

人力でGOさんの記事がとても興味深いので紹介しておきます。ぼくのコメントにも丁寧な御返事をいただきました。

それにしても偽善的かつ欺瞞的な反原発活動家(似非左翼か?)には憤りを感じる。

●世界の再生可能エネルギーブームは過ぎ去っている・・・シェールガス革命で激変するエネルギー事情
http://green.ap.teacup.com/pekepon/876.html
 現在、再生可能エネルギーの発電シェアーは1%程度です。こんな物に国のエネルギーの未来を託す事自体がナンセンスと言えます。
 無駄の生産こそが経済成長の原動力と言うのならば、再生可能エネルギーこそが、その最たる物なのかも知れませんが、日本各地に取り残された風力発電機が、経済大国日本の墓標とならない事を切に祈ります。


投稿者:ファーベル
たいへんすばらしい記事ありがとうございました。胸がスカーッとしました。今日を限りに原発推進派に鞍替えしようかと思います。


投稿者:人力
実は、私はガッチガッチの「反原発派」なんです。今となっては誰も信じてくれませんが。(エアコンもTVも無い生活です。PCはあるけど・・・)

原発の手法は、経済性に劣る再生可能エネルギーや、エネルギー供給に不安定性が伴う化石燃料に頼るのでは無く、一人ひとりが、節電を心掛ける事で達成できると考えています。

バブルのピークの時の電力消費量になれば、原発を稼働させなくても、電力は賄えるのです。それを、原発稼働を前提にしたオール電化や夜間電力利用の給湯器を普及させた為に、電力需要を下げられなくなってしまったのです。

一部屋に一台クーラーを備えて、それで、原発反対と主張する人達の欺瞞を私は問題にしています。快適に生活する事と、エコロジーは両立しません。普段、自然は大切だとか、ロハスだとは言っている人を、山の中に一日放置したら、きっと気も狂わんばかりになるでしょう。やれ、蚊に刺された、やれ、ムカデが出たと半泣き必至です。これがファッションとしてのエコロジーや流行としての反原発の実体です。

暑さを楽しむくらいでなければ、エコロジーだの、環境に優しい生活なんて実現しません。問題は、これでは経済が停滞してしまう事。

ここに、工業化社会と資本主義の限界があります。日本人は福島原発事故や、日本財政の破綻危機で、この限界をブレークスルーできるかも知れない、世界で最初の国の国民になるかも知れません。

ですから、安易で短絡的は反原発では無く、反原発を足掛かりに、消費に依存しない経済発展、あるいは豊かさの確立を模索して欲しいと思います。

はたして、金曜の晩に官邸を取り巻く人々に、どれだけの覚悟があるのか・・・。家でクーラー使ってたら噴飯ものですね。TV局の人でいいから、一人ひとり、インタビューしてくれないかな・・・。


投稿者:ファーベル
たしかに反原発エコロジーは「ファッション」ですね。しかも反原発派の人たちはLNT教の狂信的な信者が多い。
私も脱原発派ですが放射能については閾値説が正しいと思っています。しかし、世の中では、閾値説が正しいと思っている人は原発推進派に分類されてしまいます。反原発派で閾値説を採っている方は極めてめずらしいので、以前から貴ブログに注目していました。
これからも楽しみに読ませていただきます。コメントへの丁寧なご返事ありがとうございました


投稿者:人力
LNT仮説が覆ればそれこそ原発周辺5Kmを、居住規制地域にしてしまえば、この世から危険な原発などは無くなってしまって、「反原発」や「脱原発」自体が、無意味になってしまうのですが、宇宙戦艦ヤマトで洗脳された私達の世代には、「反原発」は一つのロマンなのかもしれません。