今朝のNHKラジオ深夜便は、愛知県豊橋市でレモン果樹園を経営する河合浩樹さんという方のインタビューでした。ちょっとビビッときた。
無農薬でレモンを育てる。
そのため、カマキリとテントウムシを捕まえる作業から始まる。レモンの木にたかるアブラムシを食べてくれるからだ。
無農薬栽培が安定するまでかなり苦労されたらしい。
「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの話を思い出す。木村さんは9年間無収穫で死ぬほど苦労している。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
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福岡正信さんの自然農の精神につながっていると思う。
キーワードは「農業を文化に高める」、これです。
「あなたの知らないレモンの世界」についての話もおもしろかった。
●レモンは皮ごと食べること。ポリフェノールやカルシウムが豊富。さらに、皮の部分にはビタミンCとビタミンEがたっぷり!
●レモンの皮はギョウザに入れるとおいしいらしい。
●レモンをお酒のつまみにする。これが体に良いらしい。ただし、お酒が進むので飲み過ぎに注意!
●穫れすぎて余ったレモンは冷凍して夏にすりおろしていただくのも最高。
そしてなんといっても、レモンは初恋の味。
河合さんのような無農薬農業の話を聞くと、本格的な日本発の「自然農」の時代がやってきた、という感じがする。
今日は朝からいい話を聞いたところで、神戸方面に出張します。
【参照】
●河合浩樹さんのサイト「豊橋百儂人(とよはしひゃくのうじん)」
とてもすてきなサイトだ!