昨日と今日のラジオ深夜便は心理学者の多湖輝さんの話。多湖さんは85歳。
カッパブックスの「頭の体操」シリーズがなつかしい。中学生の頃家族で回し読みをしたものだ。
東大での心理学の研究の前は東工大でロケットの研究・実験をしていたとか。大学のとき東京大空襲で悲惨な経験をしたあと禅寺で修行するも挫折し東京に戻り、心理学の研究に打ち込む。
多湖先生は、人生は還暦からようやく始まる、という。
キーワードは好奇心。
多湖さんの話を聞いていて、あらゆる物事や社会の出来事に対する旺盛な好奇心こそが長生きの秘訣と観た。
以下の記事も参考に。
http://www.kddi.com/business/oyakudachi/square/closeup/002/index.html
ネットで拾った情報↓によれば、多湖さんは奥様と銀座の高齢者用マンションに2006年から住まわれているとか。(入居費5000万〜1億2400万円(15年分家賃を前払い)プラス管理費として毎月17万円)
<以下転載>
•2000万部を超えるベストセラー『頭の体操』の著者で、心理学者の多湖輝(たごあきら)氏(84)は高齢者マンション「サンシティ銀座EAST」に2006年から入居している。
•「私は子供を作らない主義できたので、身寄りはうちの皇后陛下(妻)だけ(笑い)。ここは賃貸で継ぐ人間はいないから死んだらゼロ。財産なんていりません」
•15年分家賃を前払いする同施設の入居費は、5000万〜1億2400万円。さらに食費以外の管理費として毎月17万円が必要になる。
•価格設定は安くはないが、それもそのはずだ。地上31階の高層ビルにはプールやビリヤード場、介護用のスペースが備えられ、最上階にはバーラウンジもある。
•「窓際の席でマティーニを飲みながら、隅田川に映る夕日に見惚れています。自分のボトルを飲むだけだから支払いは従業員への手間賃程度。ある意味、銀座で一番安いバーでしょう」
•築地や銀座が眼下に見下ろせるだけあって利便性はこの上ない。ここに住むうちに余生に対する考え方も変わった、と多湖氏はいう。
•「大自然に囲まれながらの暮らしに憧れていたけど、高齢者ほど都会に住むべきだと考えるようになったんです。友達も来られるし映画館にも行ける。逆に田舎にいれば呆けるのが早まって、それこそ姥捨て山。うちは何かあった時には聖路加(病院)へのアクセスもいいからね。やはり安心ですよ」
※週刊ポスト2011年2月18日号
<引用終わり>