先日、中学3年の三男が東北の被災地を巡る修学旅行に行ってきました。
その修学旅行の様子が地元岩手県の新聞に掲載され、その記事を読まれた方から学校に手紙が届いたそうです。父兄にそのコピーが配られた。
ちょっと感動したので、その手紙をそのまま全文転載させていただきます。(差出人のお名前は省略させていただきました。盛岡在住の女性の方です。)
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■▲●中学校の皆様へ
平成23年10月21日
こんにちは!! 私は盛岡市内に住む53歳のおばさんです。
今日の新聞で、皆さんが修学旅行で本県を訪れている記事を読みました。
『ありがとう!』
感動と感謝で涙が溢れました。
震災後、本県への修学旅行を取りやめた学校が沢山あります。それぞれ理由があるのはわかります。でも内陸にだけでも訪れて、沿岸地方へのエールだけでも伝えて欲しかったと思いました。
そういう中で、今日の記事を読んで、本当によくぞ訪れてくれました。保護者から反対の声もなかった・・という事にも感動しました。
被災地の陸前高田の高田松原の松の木を、京都の大文字焼きに使用しようとしたら、京都市民から苦情が寄せられ中止となりました。
福島の花火が愛知県のとあるお祭りで打ちあげられる予定でしたが、そこでも苦情が寄せられ、そのお祭りでは中止となりました。
その苦情を寄せる人達の気持ちを考えると、ただただ「悲しい」です。
高田松原の松の木からは、微量の放射能が検出されましたが、健康には影響ないのに・・・と本当に憤りさえ感じました。
原発に近い方々以外は、岩手も宮城も福島もみんな普通に生活しています。
内陸だけでなく、被災地にも足を運んでくれた事は、本当に「偉い!!」と思いました。私も人生で初めてボランティアに目覚め、8回ほど被災地に行ってきました。私は、岩手の内陸の中・高生にも、現地でのボランティアに参加して欲しくて、新聞の声の欄に投稿しました。「普通に生活している事」がどんなに幸せな事か知って欲しいし、それぞれ何かを得て、これから成長する上できっと役立つ事があると思います。
皆さんが訪れてくれた事は、沿岸地方の方達にも幸せな気持ちを運んでくれた事と思います。本当は、今晩、宿泊先に行って皆さんと握手したい位ですが、仕事もあり、単身赴任中の主人の迎えがあるので、せめて気持ちだけでも伝えたくてFAXしました。
本当にありがとう!
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<引用終わり>
陸前高田の津波で流された松の薪が京都市民から拒否された話には、やはり憤りを感じる。京都の人々も了見が狭いですな。それとも放射能恐怖煽動4人組に洗脳された「市民運動グループ」による嫌がらせだったのだろうか。
放射能コワイコワイ派の愚かな行動は別にして、そもそも、津波で流された松からどうして放射能が検出されるのか?このこと自体、とても不思議だ。検証の余地あり。
●「陸前高田の津波で流された松から放射能」の謎解き
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110814