検証(番外)放射能パニックを煽る武田先生

昨日に引き続き武田先生の研究。

リチャード・コシミズ氏ブログで武田邦彦先生の変節についてとりあげられていたので転載しておきます。3.11前後で見解がかなり異なるようです。なにかあったのでしょうか。

3.11以降はバラエティ番組にも出て大活躍。主婦層や反原発派のB層にも人気があるので要注意です。


<以下転載>
放射能パニック界の大御所、タケダセンセ研究

放射能パニック界の大御所、タケダセンセの過去の発言を読んで、元気を出しましょう!やっぱり、あんまり放射能を恐れて逃げ回ると免疫力が落ちてしまうから、むしろ、少し浴びたほうがいいそうです。

(注:311以降は、ご都合によりご意見が大幅に変わっておられるのでご注意ください。w)

武田邦彦氏の過去の発言を検証してみる 2011年04月15日00時00分 より抜粋。
http://news.livedoor.com/article/detail/5493439/

■インフルエンザとはなにか? (4)(平成21年5月5日 執筆)

放射線と人体の関係を研究している人の多くが「放射線を少し浴びた方が発癌性が低い」と考えている。でも,決して口に出さない.口に出すと袋だたきにあうからだが,民主主義だから専門家はおそれずに「本当の事」を言うべきだ」

「(人間は)容易なことでは放射線で障害を受けない.むしろ,あまりに複雑なので,長く使わないとリストラされる。むしろ,免疫と同じだから,少しは放射線を浴びておいた方が「異物を取り除く体の中の自衛隊」を育てておくことができる..」

武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(2)(平成23年3月13日)
http://takedanet.com/2011/03/post_deb3.html

人間が放射線によって障害を受ける最低の放射線は200ミリシーベルト付近ですから。現在の200倍ぐらいに相当しますので、人間に直接的に影響が及ぶということはありません。さらに放射線で死ぬということを考えますと、1シーベルとぐらいですから、その点ではまだ1000倍程度の余裕があります。ちなみに、4シーベルトぐらいになると半分ぐらいの人が放射線で死にます。現在の状態では、原子力発電所の横に1時間ぐらいいても大丈夫でしょう

「また発ガン性に関するヒト疫学では100−1000倍の曝露20年以上で一日煙草1本程度(リスク1.4倍)が見られる。一日煙草一本という毒性は「毒性がない」と表現しても間違いではないほどの弱い毒性である。」

↓311以後は、ご都合により御説が改変されました。

「わたくしは、「100人に1人」(の癌発症)という数はかなり高いように思います。親の気持ちなれば、1000人に1人でも危ないと思い、1万人に1人ぐらいになれば、何とか防いであげることができると思うのではないでしょうか。」

注:自らの学説をころころ変えるのは学者としての進歩である.....というか、学者としての営業戦略じゃないですかね。ころころ変えるということは、また、いつ変えるかわからないということであると思いますので。私はこの類のセンセは、100年くらいかけて信用できるか慎重に見極めますが。
<転載終わり>

【参照】
●検証(72)副島隆彦vs.武田邦彦ケンカ対談
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110711