検証(82)なぜ格納容器からではなく配管から?

昨夜のNHKニュース9を見ていて「アリャッ」と叫んだ。ひさびさの福島原発のニュース。

原発の配管系統から1時間当たり1万ミリシーベルトを超える放射線量が計測されということだ。1号機と2号機の原子炉建屋の間にある屋外の排気筒付近から検出されたらしい。

原子炉からは放射能が検出されないで↓、どうして建屋と建屋の間の配管から放射能が検出されるのか?
●検証(78)http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110728
原子炉建屋上空の放射性物質−検出されず

なにか作為を感じるニュース。極めてあやしい。メルトダウンしているのであれば、持続的に原子炉自体から強烈な放射能が放出されていなければならないはずなのに・・・

●1万ミリシーベルト超の放射線
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110801/t10014623481000.html

東京電力福島第一原子力発電所の、1号機と2号機の原子炉建屋の間にある屋外の排気筒付近で、1日午後、これまでで最も高い、1時間当たり1万ミリシーベルトを超える放射線量が計測されました。東京電力は付近を立ち入り禁止にして原因を調べています。

東京電力によりますと、1万ミリシーベルトを超える極めて高い放射線量が計測されたのは、1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒の底を通る配管付近で、1日午後、東京電力の社員が棒の先に付けた線量計で測定したところ分かりました。この場所は、先月31日、特殊なカメラを使った観測で高い放射線量が出ていることが分かったことから、1日、改めて詳細な計測を行ったということで、東京電力は付近を立ち入り禁止にしました。また、計測した作業員が、最大で4ミリシーベルトの被ばくをしたということです。福島第一原発でこれまで計測された最も高い放射線量は、▽屋外では3号機の南側で見つかったがれきからで、1時間当たり1000ミリシーベルト、▽屋内では1号機の原子炉建屋の中の1時間当たり4000ミリシーベルトで、今回はそれらを上回っています。東京電力によりますと、今回、極めて高い放射線量が見つかった配管は、地震の翌日の3月12日に、1号機でベントと呼ばれる外部に放射性物質を放出した際に使用したもので、その際に高濃度の放射性物質が付着したのではないかとみて調べています。また、東京電力によりますと、この付近で今のところ復旧作業を行う予定はないほか、1号機を覆うカバーの設置も遠隔作業で行うため、影響はないとしています。
<引用終わり>