ソウル・国立民族博物館→羽田

午後3時半の便で帰国。午前中、チェックアウトまでの時間に景福宮内にある国立民族博物館を大急ぎで見学。今回で2回目でしたが展示内容がすっかり変わっており充実していた。

15世紀のグーテンベルグよりも70年も前(高麗時代)に金属活字印刷技術を実用化していたことはほとんど知られていないけれど、このことだけでも朝鮮半島にはすぐれた技術文化が栄えていたことがよくわかる。

それからさらに、技術文化のなかの卓越したおどろくべき技術(言語技術)が、世宗(セジョン)大王による「ハングル」の創製(1443年)である。これについては後日、野間秀樹氏の「ハングルの誕生」を参照しながら検討したい。

見学後、この博物館の収蔵品の図録(ハングル)を購入。