人工地震説の検証(35)

陽光堂主人さんは、311は人工地震によるものだとされていますが、1号機のメルトダウン報道については、「燃料棒抜き取り説」はありえないと言っています。奇跡が起こったのではと考えているようです。公平を期すために紹介しておきます。

「陽光堂主人の読書日記」より
http://yokodo999.blog104.fc2.com/

(以下、部分転載)

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この隠謀説を受け入れる人は殆どいないでしょう。人工地震は別として、福島原発放射能汚染を偽装するのは至難の業です。実際に地表に多量の放射性物質が降下し、被曝症状を呈した人たちが病院に多数担ぎ込まれています。原子炉建屋内でも、多量の放射線が検出されています。これらは海底核爆発では説明できません。

 また、放射能汚染を偽装するには原発関係者をすべて抱き込む必要がありますが、こんなことは不可能です。どこかから情報が漏れてくるものです。震災当時、1号機から3号機まで稼働していたことは事実で、現場の人を欺くことは出来ません。福島第1原発の事故後の経過はhttp://fukumitsu.xii.jp/syu_f/FukushimaGenpatsu_1.html
にまとめられていますが、偽装するのはどう見ても無理です。

 偽装には政府の協力も不可欠ですが、現政権に原発被害を偽装するメリットは全くありません。支持率低下や一層の非難を招くだけでしょう。米国にはメリットがあるかも知れませんが、日本政府にとっては代償が余りにも多すぎます。

 では、1号機で一体何が起きていたのかということになりますが、奇跡的に大事故にならずに済んでいるとしか今のところ言えません。原子力に通じている人ほど、そう感じていると思います。非科学的と言われるかも知れませんが、八百万の神々が眷属を使って介入し、小康を保っているのではないかと考えたくなります。

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(引用終わり)


「現政権に原発被害を偽装するメリットは全くありません。支持率低下や一層の非難を招くだけでしょう。米国にはメリットがあるかも知れませんが、日本政府にとっては代償が余りにも多すぎます。」と言われていますが、日本政府が米国の御意向通りに動いていることをしらないのでしょうか。