人工地震説の検証(17)

コウナゴよりもアンコウの方があやしい。極めてfishyだ。fishyは英語で「くさい」「怪しい」の意味。アンコウは魚だから。我ながらなかなかの洒落(+_+;)\パコッ!

4月に入ってからの海産物放射能汚染の報道を見ていると、コウナゴ汚染のニュースが多いけれど、重要なのはむしろ深海に棲息するアンコウやヒラメではないだろうか。

コウナゴは海洋の表層部を好んで棲息しているが、アンコウは深海で生活している。茨城沖のアンコウは有名だ。よって、茨城沖深海のアンコウから放射能が検出されたら、もはや福島原発からの放射能が原因だなどという言い訳は通用しないのではないか。と思って、アンコウの報道について調べた。できれば、汚染水が海へ放出される前のデータはないか。

1件だけ報道されたものが見つかった。東亜日報(韓国系)の4月6日の報道。

東亜日報の以下の記事によれば、4月1日(この日付に注意!)に北茨城近海で採取された5種の魚から放射性物質が検出されたらしい。そして、注目すべきは、コウナゴ以外のアンコウやヒラメからも放射性セシウムが検出されたとあることだ。

これはいったいどういうことか。

原発第2号機から漏れた数百万ベクレルの高濃度放射性物質が、施設物の亀裂などのため、4月2日から3日間も海へ流出し、4日からは6.3〜20ベクレルの低濃度汚染水1万1500トンが海へ放出されている、とあるが、4月1日の時点において深海魚であるアンコウから放射性物質が検出されるのはおかしいと思われる。これは誤報なのだろうか。

この東亜日報(韓国系)の記事で言及されている朝日新聞(5日付け)を探してみたが見つからなかった。削除してしまったのだろうか。

コウナゴ(イカナゴ)だけ検出されたのであれば、まだしも、放射能汚染水が海へ流出する前の4月1日に採取された深海のアンコウに、70キロも離れた福島原発からの放射能がやってくるはずがないと思うのだが・・・。海洋生物学者の説明を聞いてみたい。

アンコウさん、あなた方が3月11日に深海で見たことを教えてください。海底から発する強烈な光や爆発音を感じませんでしたか?


http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011040682248
(以下転載開始)

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日本茨城県近海の魚からも放射性物質検出

APRIL 06, 2011 10:58
福島第1原発に近い茨城県近海一帯で採取した魚から、暫定規制値を大きく上回る量の放射性物質が検出された。魚から放射能被害が確認されたのは今回が初めて。日本の原発当局は、放射能汚染水の海への流出が海の生態系に及ぼす影響は大きくないと主張しているが、日本のマスコミは「憂慮が現実のものになっている」と対策作りを促している。

5日付の朝日新聞によると、1日に北茨城市近海で採取したイカナゴなど5種の魚から、1キロあたり4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出された。さらに5日、茨木市沖で獲れたイカナゴからも1キロ当たりの暫定規制値(500ベクレル)を上回る526ベクレルのセシウムが検出され、4日ひたちなか市近海で取れたイカナゴシラウオ、アンコウ、ひらめからも最大600ベクレルの放射性ヨウ素と最大94ベクレルの放射性セシウムが検出された。

魚に対しては別途の放射性ヨウ素暫定規制値を設けていなかった日本政府は同日、野菜類(2000ベクレル)に準じる規制値を急いで設定し、これらの地域における魚の流通を全面禁止とした。

原発汚染水による魚の放射能汚染被害は、簡単に解決しないものと見られる。原発第2号機から漏れた数百万ベクタルの高濃度放射性物質が、施設物の亀裂などのため、2日から3日間も海へ流出している上、4日からは6.3〜20ベクタルの低濃度汚染水1万1500トンが海へ放出されているからだ。

福島県茨城県漁業協同組合連合会は、「低レベルと言っても、汚染水であることに間違いはない」と反発し、汚染水の放出中止を呼びかけた。枝野官房長官は「福島原発の汚染水によって、かなり高いレベルの放射性物質が魚から検出されたことに対し、お詫びしたい」とコメントした。

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(引用終わり)