地震学者にお願いします(緊急)

あの日から2週間。心のなかの時計は311の14:42で止まったまま動く気配がない。

今日午後2時42分、仕事場の机の前でひとりで黙祷。周りの所員には昼寝をしていると思われていたに違いない。

いたいけな幼児たち、いたずら盛りの小学生たち、反抗期がそろそろはじまっている生意気中学生、初恋に苦悩し人生とは何か人間とは何かという哲学的思索をはじめたばかりの高校生たち。

これら多くの子供たち、少年少女たちのかけがえのない命が残虐な地震津波によって失われた、そのことを思い起こすだけで涙を我慢することができない。

このような悲惨な災害は今後絶対に起こしてはならない。


そこで、地震学者の先生方に緊急のお願い。

世界に誇る日本の優れた地震学による予知と予防がまったく機能しなかった今回の大地震の原因とメカニズムを徹底的に究明してください。大至急お願いします。地震波形などの地震データは既に大量に蓄積されているはずです。

大至急これらの地震データを分析し、究明してください。そして、その研究結果を一刻も早く公表してください。

3月9日前後の前震と3月11日の前代未聞の本震とその後の余震を含めて、すべてのデータの解析をお願いします。

ついでに、今回の地震霧島山の噴火、焼岳の活動活発化との関連性、それから霧島山に近い鹿児島の枝豆から放射能が検出された要因を含めて、地震放射能と火山活動との関連性についても至急検討をお願いします。

富士山の噴火の可能性と富士山の周囲で発生している奇妙な地震についても徹底解析をお願いいたします。

これが日本の地震学者に現在課せられた緊急の最優先事項です。他の研究は後回しで結構ですから。

日本列島では1000年後にまた起こるかもしれませんが、明日にでも世界のどこかで同じような地震が起こるかもしれません。だから、大至急で分析・研究し、それを公表してください。この美しい惑星の上でこれ以上犠牲者を出さないために。

いつ発生するか分からない次の災害を未然に防止するための緊急課題です。

地震大国である日本の長年にわたって培われた地震学のこれまでの研究蓄積に基づいて今回の地震を究明して世界に発信する絶好のチャンスでもあります。(文部科学省はたっぷりと予算を付けてあげてください。)

世界に誇る日本の優れた地震学者の先生方、よろしくお願いします。