悲しい知らせ

今日、ドイツから悲しい知らせが届いた。懇意にしていた弁理士が亡くなった。同僚の方からのレターだった。

1年ほど前から癌とたたかっていた。つい先日、本人からじょじょに快方に向かっているというレターを受け取ったばかりだった。その返事が彼に届く前に逝ってしまった。

ぼくと同じ年に生まれたので親近感があった。いつも周りを気遣うとても日本人的な情緒をもった男だった。ユーモア感覚も絶妙で日本文化にも造詣が深かった。出張でミュンヘンに行ったときにはいつも歓待してくれた。日本に来たときはいつも食事に付き合ってくれて、ぼくのワインセレクションをいつも喜んでくれた。とてもやさしい人でした。

極東の空から冥福を祈ります。Dr. Ernst Ruckerさん、あなたのことは決して忘れません。安らかに眠ってください。